加配保育士が辛い・疲れる！悩み・辞めたい時の対処方法も解説！

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普通の保育士として働くことも大変ですが、加配保育士は、もっと大変そうと思われる事が多いですね。

加配保育士は主に障害を持っている子どものケアや援助をし、障害児保育をおこなう保育士のことをいいます。

保育園には様々な子どもがいて、もちろん障害を持っている子どもも少なからずいます。

障害を持っている子どもが、集団生活にうまく順応できるようにサポートし、その子の障害に合わせて対応をしていきます。

このように援助をしていく中で、うまくいかず悩んだり、気が休まらず負担に感じてしまったりすることもあります。

今回は加配保育士の役割や仕事が辛いと思われる原因についてまとめましたので、ご紹介していきます。

加配保育士が辛い

加配保育士を自ら希望するというより、新年度のタイミングで急に加配保育士をお願いされることが多いでしょう。

普通の保育士として働きたいと思って就職したのに、いきなり障害児保育を任されることも少なからずあるのです。

加配保育士を任されると、基本的に障害児への援助をするので、ほぼ一対一でつきっきりで対応をしていきます。

ADHDや自閉症など様々な障害を持つ子どもの援助では、こちらの言うことを聞いてくれなかったり、予期せぬ行動をしたりして、上手く援助ができず辛く感じることもあります。

担当の子どもから暴力を振るわれることもあります。

加配担当週です。3歳とは言え殴る叩くの危害がある子でビンタをもろにくらう1週間、、仕事だからできるけどこれが我が子で毎日一緒なら子育て死ぬほど辛くなるな、、1週間でも辛いもの。

— たいじ(^^) (@taijinoooooon) July 10, 2020

このように、加配保育士を辛いと感じてしまう人も多いのです。

加配保育士は疲れる

加配保育士として働くと、一対一で子どもに関われてゆったりとした気持ちで援助でき、楽そうだと思われがちです。

しかし、そんなこともありません。

突然暴れて他の園児に危害を加えたり、奇声を発したりして、周りの子の集中力を下げてしまわないように常に見ておかないといけないので、気が休まりません。

そういうお子さんには、加配の保育士をつければ良いとされるのだが、その役目はなかなか辛い。噛みつきをしないようにと２歳児に張り付かされる大人の気持ちはかなり荒む。仕事だからしょうがないけど。

— 栗原知代 (@kskspiyo) July 10, 2021

さらに加配保育士はしなくてはならない業務が多く大変なのです。

まず、担当する子どもが持っている障害について勉強して理解することが一番大切です。

細かい部分も理解していないとうまく援助ができません。

障害児に対する知識と理解を深めることが大切であり、そして大変であるともいえます。

さらに、個別カリキュラムを作成し、日々目標を設定して保育をしていきます。

また、行政や療養施設、保護者とも連携していかないといけないので、園での子どもの様子を細かく記録しておかないといけません。

このように、加配保育士は、障害児保育に加えてたくさんの業務をこなさないといけないので、疲れてしまうことも多々あります。

支援が必要な子ども3人に対して、加配保育士は1人という馬鹿げた基準をやめてほしい。軽度なら見れるんだろうけど、多動と知的を伴う自閉の子どもを3人も見れない。１対１のクラスもあるのでほんとに辛い。書類も3倍。日々大変なのに細かい書類を1人3枚も出さなければならない。苦痛過ぎる。

— ちさっち (@ccrccr1311) July 15, 2019

ただし、係や行事の分担が少ない場合もある様です。

昨年まで(2年間)加配保育士だったので、職場の係活動とか行事担当とかついてなかったんだけど、今年はガッツリ係活動も担当行事もある。体がまだついて行ってない⋯😩
毎年度初めはバタバタで疲れるけど、頑張るぞ！
面倒くさがりで自分に甘いので、後回しにせず頑張らねば！！！

— *＊ぽっち＊* (@ii_chiho) April 10, 2023

加配保育士は難しい

どんなに障害に対する勉強をして知識や理解があっても、その子どもにうまく援助ができない場合もよくあります。

昨日はこの援助が上手くいったけど、今日は上手くいかないなんてこともあるのです。

日々、試行錯誤しながら、上手くいかないなら、今日はこれをしてみようと臨機応変に対応していくことが大切になりますが、正直難しいですよね。

こればかりは経験を積んで、引き出しを増やしていくしかないと思います。

また、保護者に家での様子を毎日連絡帳に書いてきてもらい、園からも今日一日の様子をその連絡帳に記入して、連携を取っていきます。

保護者からの情報をもとに援助するのも、引き出しを増やす一つの手でしょう。

加配保育士の悩み

加配保育士として働いていると、悩むこともたくさんあるでしょう。

障害に合わせた援助が難しく感じたり、保護者への対応に悩んだりすることもありますよね。

加配保育士自体が園に少なく、悩みを分かち合える人がいなくて、一人で悩みを抱える人も多いでしょう。

悩んだ時には、クラスの担任をしている保育士に相談したり、同僚に相談したりして、一人だけで保育をしていると思わないようにしましょう。

悩みを打ち明けて、様々なアドバイスや共感をもらって、ストレスをためないようにしていけると良いですね。

悪いのかと、日々、自分の保育の仕方をどうすればいいのかグラグラ揺れている。私が近くにいると崩れて出来ることも出来なくなってしまうなら、その子たちから少し離れてあげた方がいいのかな。加配として子どもたちの役に立てていないことに凹む。→

— ハッピーハッピーちゃん (@wagako_kawaiiyo) October 20, 2020

加配保育士の言うことを聞かない

どれだけ頑張って援助をしても加配保育士の言うことを聞かない場合もあります。

特に加配保育士を任されたばかりだと、信頼関係も築けていないので、言うことをあまり聞いてくれないかもしれません。

言うことを聞いてくれないとイライラしてしまったり、ストレスが溜まったりすることもあります。

適切な援助ができない場合もあるので、言うことを聞いてくれなくても、できるだけ穏やかでいることが大切です。

とにかく信頼関係を築いていくこと。

後は、保護者などに家での様子を聞いたり、障害への知識を勉強し引き出しを増やしたりするなどして、対応していきましょう。

過去に障害児保育を経験したことがある保育士がいれば、相談するのも良いですね。

加配保育士の役割

加配保育士とは主に、通常の保育士の人数にプラスして、障害を持っている子どもを援助する役割を持つ保育士のことをいいます。

担当する子どもの障害を把握したうえで、専門的な知識をもとに適切な援助をおこなう必要があります。

信頼関係がないと援助することも難しいので、その子のペースに合わせながら少しずつ信頼関係を築いていく必要があります。

加配の保育士を辞めたい時は

加配の保育士を辞めたい時の対処方法をご紹介します。

主任や園長に相談する

どうしても身体的にも精神的にも疲れてしまって続けることが難しいと感じたら、身体が壊れてしまう前に、相談しましょう。

他の加配保育士を付けてくれたり、相談にのってもらったりして、何か解決策が見つかるかもしれません。

無理をする前に、SOSを出すようにしましょう。

転職も視野に入れる

主任や園長に相談しても何も状況が変わらなかったら、転職も視野に入れましょう。

無理をして今の保育園を続けなくても、別の園へ転職すると、既に専門の加配保育士が居て、自分が加配保育士を任されることが無い場合があります。

このように、今の環境を変えたいと考えているのであれば転職も良いでしょう。

私は保育士になってすぐに「加配の先生」になったから、より本格的に発達支援をしようと療育施設に転職したけど、4月に入った職員に「発達が気になる子どもが増えたと思ったから転職を決めた」と言う方がいる
保育士の仕事を辞めたい！と思っている方、発達支援の仕事に目を向けてもいいかもですよ♪

— あんなし先生（発達凸凹キッズの脳を育てる専門家） (@annashi_sensei) April 11, 2023

 

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まとめ

今回は、加配保育士についての仕事や大変さなどをまとめてみました。

加配保育士を任されると気が休まらず、負担も大きくて、障害児保育の難しさに悩むことも多いと思います。

ただ、この障害保育を経験することで、保育士としてのスキルアップには確実に繋がると思います。

障害についての知識も増え、今後の保育に確実に活かせて強みになると思います。

無理をしない範囲で、障害児保育を楽しめたら良いなと思います。

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