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保育園での就職・転職活動を始めて、いろいろな求人を見比べてみると出てくるのが「私立保育園」と「公立保育園」ですね。
よく見る言葉ではありますが、実際どんなところに違いがあるのかはっきりと答えられる方は少ないかもしれません。
私も実際に保育士をしていましたが、その当時はお恥ずかしいことに明確にこの二つの違いを答えられませんでした。
よくよく調べてみると、この二つにはたくさん違いがあるのです。
この記事ではそんな「私立保育園と公立保育園の違い」をまとめました!
これから保育士になることを目指している方はぜひとも参考にして見てくださいね。
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私立保育園と公立保育園の違い・保育士
それでは実際にこの二つにはどのような違いがあるのでしょうか。
大きな違いで言えば、
- 定期的な異動の有無
- 先生の年齢層の違い
- 保育内容の自由度
- 園舎の形
と言われています。
ここからは、細かく解説していきますね!
定期的な異動の有無
公立は定期的に園の異動がありますが、私立保育園の場合はほとんどありません。
そのため私立では、長くその園で働くことができますので、先生たちにとっても働きやすいでしょう。
先生の年齢層の違い
私立保育園は比較的に年齢層が若い傾向にあるのが特徴です。
その為、先生たちの年齢層によって園の雰囲気もガラリと変わってきます。
公立保育園の場合は長く仕事をし経験豊富な先生が多く、中堅やベテランの保育士が多いのです。
保育内容の自由度
公立は保育内容が固定されている為、新たな試みに挑戦したい!という先生の場合は、途中で働きにくさを感じてしまうかもしれません。
一方、私立の場合は、それぞれの園が独自に保育内容を決めることができます。
園の保育方針を良くみて、自分の目指す保育のやり方と保育内容が合致する場所を選ぶことができます。
園舎の形
公立は基本的に広い園庭と大きな園舎が特徴的です。
私立の場合は、規模もそれぞれの園によって違いますので、広い園舎もあれば小さな園舎もあります。
園庭の有無もそれぞれ違います。
中にはマンションの一室を保育室として開いており、園庭がない場合もあります。
このように様々な違いが見受けられますが、保育料に関しては基本的に考え方は同じです。
ただし、私立保育園に関しては、保育料とは別に料金がかかる場合があります。
例えば、送迎の有無・習い事や行事の充実している場合・園指定の持ち物の用意の有無(通園カバン・スモック・園服etc)などです。
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公立保育園と私立保育園の違い・面接
公立保育園の場合は、公務員保育士となることが必須です。
各自治体が行なっている「職員採用試験」を受けて合格をする必要があるのです。
試験の日程は4〜8月の間に申し込みや受付が始まることが多いので、各自治体のホームページなどをしっかりと調べておきましょう。
倍率によって採用される確率が大きく変わりますので、倍率にも注目してくださいね。
面接は基本的に一次試験が筆記、二次試験が面接であることが多いです。
一次では、教養・専門・作文試験や適性検査を行います。
二次では1人約30分の面接を行います。
こちらも自治体によって多少違いがありますのでよく調べてくださいね。
私立保育園の場合は、それぞれの保育園によって面接やピアノの試験、筆記試験など違いがあります。
それぞれの保育園に合わせた面接対策が必要になります。
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公立保育園と私立保育園の違い・就職
ここまでにもお話ししましたが、公立保育園は地方公務員扱いとなります。
それぞれの市区町村での雇用という扱いになります。
その為、必ずしも保育園に就職できるとは限らないのです。
児童館や子ども相談センターなど、保育園とは別のところに配属されてしまうこともあります。
その覚悟はしておきましょう。
一方私立保育園の場合は、それぞれの園に直接的に雇用されるのです。
なので必ず保育園でお仕事ができます。
これだけ見てもかなり違いがありますよね。
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公立保育士と私立保育士の給料
公立保育園の給料については調べると色々と難しいことが書いてあることもしばしば…。
こちらでは簡単にご説明します!
公立保育園の給料は、勤務年数に応じて年収が確実に上がっていきます。
その為簡単に言えば「年功序列」なのです。
長く働けば働くほど給料が上がりますので、結婚後も出産後も仕事を続ける方が多いのです。
私立保育園の場合はそれぞれの園で給与形態は異なります。
公立が年功序列に対し、私立は実力によって給料が変わることが多いです。
その為頑張れば頑張るほど、若くても給与が上がりやすいと言うのが特徴です!
公立・私立で働く保育士の平均年収を比較すると、全国平均で約320万、公立で働く保育士は約330万という結果が出ています。
これだけで10万円の違いがありますから、長期的に働いたらどれだけ違いが出ることか・・・結果は歴然です。
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私立保育園と公立保育園、どっち?
ここまで記事を読んで頂くとわかるように、私立保育園と公立保育園には大きな違いがたくさんあるのです。
どちらが良いか…というのは個々の意見がありますし、はっきりとしたお答えはできません。
あくまで個人の意見ですが、保育士として絶対仕事をしたい!と思う方は、確実に保育園でお仕事ができる私立保育園の方をお勧めします。
異動することもありませんので、長く子どもの成長を見守りたい方も私立保育園の方が合っていると思います!
長期的に仕事を続けて結婚出産後も職場復帰してバリバリ働きたい!と言う方や、保育士以外の仕事もあり!という方は公立保育園の試験を受けると良いと思います。
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公立保育園のメリット
それではメリットから考えていきましょう!
公立保育園で働くメリットは・・・
勤務年数に応じて年収が確実に上がる
公立で働く保育士は、「公務員保育士」となります。
その為、それぞれの園が属する自治体が定めている昇給率に従い、勤務年数に応じて昇給していくのです。
休暇の取りやすさ
公立の保育士は地方公務員となりますので、休暇の取りやすさは間違いありません。
産休育休などの待遇の良さは間違い無いので、結婚出産しても続けて働きやすく、女性にとっても安心ですね!
これがあるからこそ、公立保育園は中堅やベテラン保育士が多いのです!
残業が少ない
公立保育園の場合、国が定める保育士の人数を満たしていることが必須です。
このことから保育士不足とは無縁ですので、残業をしたりすることは少ないのです!
比較的延長保育も少なめですので、保育士の負担はかなり減ります。
公立保育園のデメリット
メリットがわかったところで、次にデメリットを考えます。
公立保育園で働くデメリットは・・・
異動がある
これは公立保育士に限らず、公務員として働く場合は3〜6年の周期で異動があります。
同じ園で長く働き、長期間にわたり子どもの成長を見届けたいという考えをお持ちの方は、とても寂しく辛いかもしれません。
保育方針が全て同じ
公立保育園は運営方針がそれぞれの市区町村で決められていて、独自のものは認められていません。
その為、新たな試みをしてみたい!と思ってもなかなか挑戦できません。
イベントも最低限となっていますので、保育士としてのやりがいを感じる機会が私立保育園よりも少ない可能性があります。
非正規職員(パートなど)が多い
平成16年、財政難を抱える地方公共団体では公立保育園の運営費が削られました。
現職の職員の人数と給料を減らすことはできないので、新たな正規雇用はせずパート・契約職員で人数を担っている場合が多いのです。
いくら頑張っても、正規職員は公務員ですからパートから正規に雇用されるなどはありません。
その為やる気が出ず、保育の質にも必然的に関わってきてしまいます。
私立保育園のメリット
続いては私立保育園で働くメリットです。
私立保育園で働くメリットは・・・
基本的に異動がない
近隣に系列の保育園があったり、新設されたりした場合は、異動はあるかもしれません。
基本的には異動はないと考えて良いでしょう。
長く同じ場所で働くことができますので、子どもはもちろん保護者との関係も築きやすく、とても働きやすいです。
保育内容が様々なので、自分にあった園を探すことができる
モンテッソーリ教育や宗教系など、園によってどのような保育方針を掲げているのか確認し、自分のやりたい保育に近い園を選ぶことができます。
若い保育士が多く元気いっぱい!
比較的若い保育士が多いので、園内は活気があふれていることでしょう。
新たな考えや試みにも柔軟に挑戦できますので、様々な経験を積むことができます!
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私立保育園のデメリット
最後にデメリットもしっかりと理解しておきましょう。
私立保育園で働くデメリットは・・・
経験豊富な保育士が少ない
比較的若い保育士が多い為、経験豊富な保育士が少なく手厚い指導などは受けられない可能性があります。
若い先生がいることはとても素敵なことですが、中堅やベテラン保育士が少ないことは園にとって結構痛手なのです。。
残業や長時間労働になりがち
行事が多い園が多い為、自分の仕事が手につかず休み返上で仕事をする場合もあります。
やることが多く、自然と残業が増えてしまうのも特徴かもしれません。
保育園独自の考えに合わないと辛い
保育方針をみて「ここで働きたい!」「こんな保育がしたい!」と思い入職しても、実際は違うことも多々あります。
そんな時、「描いていたイメージと違う」という気持ちが強くなり、働くのが辛くなる保育士が多いのも事実です。
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まとめ
公立保育園も私立保育園もそれぞれメリット・デメリットがあります。
そのことを理解した上で、どちらの園で仕事をしたいのか考え選んでください。
長い保育士人生、楽しくお仕事ができるようにしていきましょうね!
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