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保育士は、何らかの理由によって保育所を利用している保護者にかわって、その間子どもの命を預かり、保育をする責任のある仕事です。
保育士は、ただ子どもを預かっているだけではなく、子どもの身の回りのことから教育、保護者対応、それに加えて大量の事務作業がある大変ハードな仕事です。
毎日過ごす中で、心もからだも疲労がたまって、保育士の仕事に対して、やりがいを感じなくなってしまう保育士さんも少なくありません。
今回は、やりがいを感じられなくなってきてしまった保育士さんに向けてお伝えしていきます。
保育士にやりがいを感じない
やりがいを感じないということは、これまで色々なことがあったかと思います。
保育士の仕事はとてもハードですよね。
毎日子どもたちと過ごす中で、楽しいことってたくさんあると思いますが、とにかく体力が必要ですし、咄嗟の判断を求められる場面もあります。
心身共に疲弊しては、やりがいを感じることができなくなってしまうことはありますよね。
保育士にやりがいを感じられないケース
保育士にやりがいを感じられないケースをご紹介します。
給料が低い
社会問題でも取り上げられていることですが、保育士の給料って低いですよね。
仕事と割にあっていない！と思う保育士さんは多いと思います。
もう少し給料が高かったら頑張れるのに･･･と一度思ってしまうと、その思いが頭から離れなくなってしまいます。
保育士の仕事自体に不満を抱いてしまい、モチベーションがあがらなくなってしまうことも。
人間関係
保育士の仕事は、とにかく人との関わりが多いですよね、
子ども、保護者、保育園職員同士の人間関係。
一体一日何人と関わっているのでしょうか。
可愛い子どもたちと楽しく過ごすだけではなく、送迎の際の保護者対応･･･言いづらい内容のことや、苦手な保護者の担当になることだってあります。
職場内での上下関係や、合う合わない人間関係、とにかく人との関わりが多く、仕事に対して嫌悪感を抱いてしまい、面倒な人間関係からやりがいを感じられなくなってしまうことも。
毎日の繰り返し
毎日出勤する中で、毎日の繰り返しに嫌気がさしてしまい、やりがいを感じられなくなってしまうことも。
本当は子どもの姿は毎日ちがって、毎日気づきがたくさんあるはずなのに、いつしか仕事を楽しめなくなってしまい、疲れ果ててしまうこともあります。
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保育がうまくいかない
自分の保育が思うようにいかず、心が折れてしまうこともありますよね。
対子どもですから、保育中に子どもがどんなことをするか予想できないこともあります。
想像のななめうえをいくこともありますよね･･･。
例え保育がうまくいかなかったことが自分が原因ではなくても、うまくいかないことがあると、何のために保育士やってるんだろう･･･なんて思ってしまうことだってあります。
保育士に向いてるか不安
保育士に向いているか不安というのは、誰でも一度は思います。
1年目は新人保育士で、とにかく学びながら仕事を覚え、2年目は少し仕事に慣れてきます。
3年目になると、色々なことが見えてきて、このままで良いのか考えることもあるでしょう。
その先、中堅保育士となってくると、求められることが多くなり、責任のある仕事を任されることもあります。
保育士として働いているうちに、やりがいを感じられなくなり、自分は保育士に向いているのか、不安に思う保育士さんは多いことでしょう。
忙しい毎日の中で、一度そう思ってしまうと、仕事に身が入らなくなってしまうこともありますよね。
保育士に向いてない診断
ご自身が保育士に向いていないのか向いているのか、自己診断してみましょう。
10個のポイントに分けてみましたので、当てはまるかチェックしてみてくださいね。
1：子どもが好きではない
2：体力がなく、すぐに疲れてしまう
3：人と関わることが苦手で、保育士間や保護者との付き合いがうまくいかない
4：人と協力して仕事をすることが苦手。複数人や団体行動が苦手。
5：人に対してよくない面ばかりを見てしまう。
6：人前に出ることは恥ずかしい
7：人のお世話をしたり、何かを教えることが好きではない
8：ピアノを弾いたり、歌をうたうことは苦手だ
9：事務作業が得意ではなく、できればやりたくない
10：物事を同時進行で対応することができない
いくつ当てはまりましたか？
あくまでもこれは現時点でのご自身の回答であり、当てはまることが多いからといって、保育士に向いていないと決めつけてしまう必要はありません。
結果をふまえて、これからの自分を見つめ直すきっかけにしていただければと思います。
やりがいを見つけるための対処方法
仕事にやりがいを感じられなくなってしまった時、まずは現状が少しでも明日から自分が楽しめるように、対処法を試してみましょう。
自分にも原因があるのかもしれないと考える
人間関係がうまくいかない、仕事がうまくいかない。
人のせいにしてしまうことがあるかもしれませんが、一度深呼吸をして、もしかしたら自分にも原因があったのかもしれないと考えてみましょう。
仕事がうまくいかない時には、経験不足だから仕方ない・うまくできなくて当たり前！と割り切って考えることができるかもしれません。
気持ちを切り替えてみましょう！
子どもたちとおもしろさを共有して笑う
子どもたちってあそびの天才です。
どんな場所でも、なんでもあそびに変身しちゃうのです。
なので、仕事の嫌なところは一旦頭から忘れて、子どもをじっくり観察してみたり、子どものあそびの中に一緒に参加してみてはどうでしょうか。
もしかしたら、新たな発見があるかもしれませんよ。
気の合う保育士仲間に相談してみる
気の合う保育士仲間に悩みを吐き出すことによって、もしかしたら気持ちが切り替わって、仕事に対して楽しさを思い出すかもしれません。
嫌なことも笑い話にできたら、明日からまた仕事が楽しく思えるかもしれませんよ。
転職を考え、求人を見てみる
職場に対して、保育士に対して、やりがいを感じられなくなってしまったときには、求人を見てみるのもよいですよ。
今の保育園と比べてどうなのか考えることができますし、全くの異業種に転職することだってできます。
気分転換に見てみることはおすすめです。
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悩んでいる保育士にとって、毎日がストレスとなりがちです。
今の保育園が合わない場合、ずっとその環境に留まることは、ストレスを伴う生活を続けることを意味します。
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自分自身が変わり、変化がもたらされるかもしれません。
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まとめ
今回は、保育士にやりがいを感じられなくなってしまった保育士さんに向けてお伝えしてきました。
やりがいを感じられなくなり、そのまま仕事を続けていると、あなた自身にとって良くないです。
上の空で仕事をしているとミスにつながってしまうこともあるので、仕事に対して身が入らなくなってしまった時には、一度立ち止まって深呼吸をして、自分自身のこれからを見つめ直すきっかけにしてみましょう。
やりがいを感じられなくなってしまった根底にある原因は、もしかしたら解決できることかもしれません。
自分の心にとどめておかず、少しでも気持ちが軽くなるように過ごしてみてくださいね！
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