社会福祉法人の保育園の給料・退職金。大手やメリット・デメリットも解説！

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『社会福祉法人』と言えば、転職や求職活動をしていて保育園の求人を見ていると、よく目にすると思います。

 

ですが社会福祉法人とはどのようなものなのか、知らない方も多いことでしょう。

私も社会福祉法人の保育園で働くまでは、特徴についてよく知りませんでした。

 

社会福祉法人とは、保育園を経営する法人の中の一つです。

長く古い歴史をもちその地域に根付いた運営をしているという特徴があります。

 

この記事では社会福祉法人の保育園の給料やメリット・デメリットをまとめました。

社会福祉法人の保育園の給料

まずはじめに、気になる給料のお話からしましょう。

社会福祉法人の保育園の給料の現状はどうなっているのでしょうか。

 

地域ごとに多少の違いはありますが…

が平均の金額となっています。

 

2021年度の保育士の平均給与額は月額256,500円となっています。

給料が高い方だとは言えませんね。

 

しかし、園によっては固定給とは別に、残業手当や住宅手当、役職手当、研修費などがつく場合もあります。

私の場合は、入職する際に経験年数が加算されていた為、平均よりも高い額の給料を頂いていました。

 

このようなこともあるので、求人を見てどのような手当がつくかしっかりと比較しましょう。

事前に調べておくことで、給料的に納得がいく園に転職・入職することができるでしょう。

社会福祉法人の保育園・園長の年収

園長の年収についても地域差があります。

今回は東京の場合のお話をさせて頂きますね。

 

園長の年収は本人の経験年数や施設の規模、働いている保育園の形態などによっても大きく変わります。

園長の年収の平均は500万円前後。

保育士の年収の平均の300万円前後よりも上回っています。

 

管理職の経験がある場合には更に高くなる傾向があり、その差は50万円前後になることも。

保育園の規模が大きいとそれだけ園長の負担も大きくなります。

その分給与も上がる傾向があり、70万前後の差が出ると言われています。

 

もし、園長として働くとなれば、園の規模なども考慮して求職活動をしてくださいね！

社会福祉法人の保育園の退職金

続いては退職金についてお話します。

 

保育士として仕事をして退職をしたとしても、全ての園で退職金を貰えるわけではありません。

退職金を貰うためには条件があるのです。

• 正規雇用されていること
• 支給条件を満たしていること(勤続年数など)

などは大体の園で条件となっています。

 

社会福祉法人の保育園の場合、退職金の支給は法律で定められておらず義務がありません。

そのため、各園によって退職金の有無を決められるということなのです。

 

求人を確認しても良いですし、もし書いていなければしっかりと面接や見学の際に退職金について確認しておきましょう。

ただし、パート・アルバイトの場合はほとんどの園で支給はされませんのでご注意を！

 

社会福祉法人の保育園の大手

社会福祉法人の中でも大手、人気の高い園をいくつかご紹介します。

大手だと、入職する時も不思議と安心感がありますよね！

社会福祉法人　檸檬会

関東圏や関西圏、沖縄まで数々の施設を展開しています。

代表格は「レイモンド保育園」です。

保育園は、東京・千葉・神奈川・埼玉・愛知・滋賀・京都・大阪・奈良・沖縄で運営。

37園あります。

 

こども園は、滋賀・和歌山で6園。

小規模保育園は、滋賀・大阪に13園あります。

 

認可外のプリスクール(キッズ＆モア)は、大阪・滋賀で4園運営しています。(2023年3月時点)

社会福祉法人　ChaCha Children & Co.

旧：社会福祉法人あすみ福祉会 茶々保育園グループ。

2022年4月に法人名・園名を変更しました。

 

東京、千葉、埼玉、神奈川、群馬県に「ChaCha Children」を16園を運営しています。(2023年3月時点)

社会福祉法人　東京児童協会

2023年で設立90年となる、歴史の長い社会福祉法人。

東京都内に認可保育園20園・認定こども園4園を運営しています。(2023年4月時点)

 

社会福祉法人の保育園で働くメリット

社会福祉法人で働く上でのメリットをご紹介します。

経営が安定している

社会福祉法人が保育園を経営する場合、国からの補助金や税金がかなり優遇されています。

そのため、経営費にも余裕ができ安定しているのです。

待遇・福利厚生の良さ

園によりますが、社会福祉法人の場合、保育方針や運営する上での土台がしっかりとしています。

働いている保育士への待遇や福利厚生も充実しているところが多いです。

指導体制が整っている場合が多い

社会福祉法人は長年地域に根付いて運営しているだけあって、職員の勤続年数も長いことが多いです。

そのためベテランや中堅の保育士が多いのが特徴。

保育士になりたての新人さんへの指導体制が手厚い場合が多いです。

社会福祉法人の保育園で働くデメリット

デメリットも気になりますよね。

デメリットもしっかり理解した上で、社会福祉法人で働くか否かを決めてくださいね。

家族経営が多いため人間関係に悩む

私も味わいました。

家族経営の場合、親しい関係性だからこそのしがらみや甘さが際立ったりするもの。

 

甘えてしまって仕事をちゃんとしない人って本当にるどこにでもいるんです。

その間で職員たちは揺れ動いて振り回されることが多いのです。

 

例えば、祖父が園長を辞任し、その孫が後任を務めるなど。

実際に私がいた園でも人間関係に悩み、退職していく方も多かったです。

新たな試みに挑戦しにくい

長く地域に根付いて歴史をもった園ほど、保育方針や保育のあり方へのこだわりが強くなる傾向にあります。

そのため、「こんなことやってみたい！」と新たな試みを提案したとしても受け入れてもらえない場合があるでしょう。

せっかくの先生たちの向上心や子どものためを思った提案を、こだわりのせいで潰してしまうのは勿体無いですよね！

社会福祉法人の保育園の求人の見つけ方

まずは転職サイトに登録してみたり、様々な園が集まって行う転職活動などのイベントに足を運ぶことが始めましょう！

 

転職サイトはたくさんあります。

まずは複数登録してみましょう。

• マイナビ保育士
• ほいく畑
• イクシィ(IXYEE)
• キララサポート保育

登録後に担当者から連絡があります。

その際に、社会福祉法人を希望している旨を伝えてください。

たくさんの社会福祉法人の保育園を紹介してもらうことができますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では社会福祉法人のことについてまとめてきました。

 

メリットデメリットもありますが、長い歴史を持ち地域にしっかりと根付いている保育園で働けるということは、とても素晴らしいことですよ。

 

この記事を読んでくださった方々が給与や残業のことなどもしっかりとリサーチした上で、素敵な園に巡り会えますことを祈っています。

ネットで探す場合には、『社会福祉法人　保育園　求人』と検索すると出てきやすいですよ！

何事も行動しないと始まらないので、まずやってみてくださいね。

おすすめの転職サイト

 

 

保育士の転職サイトは、新卒の方や未経験者・資格取得見込みの方も利用可能です。

どの転職エージェントも、安心して利用可能。

しつこく電話をしてくるということもないですよ。

 

ポイントは、複数の保育士転職エージェントに登録して、掛け持ち利用すること。

 

保育士の就職転職サイトは、【非公開求人】というネット上に公開されていない求人をそれぞれ持っています。

一つのサイトに登録するだけでは、せっかくの好待遇の非公開求人を逃してしまう可能性があります。

 

👑マイナビ保育士

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登録することで、ネット上の検索などでは見つける事の出来ない保育園の求人情報を得ることができます。

 

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転職を考えている保育士さんは、登録しておいて損はありません。

紹介できる求人が異なるため、転職サイトは複数登録しましょう！