保育士を辞められない！理由・対処法・うまい辞め方を解説！

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保育士を辞めたいけど辞められず、毎日ストレスを抱えながら仕事をしていませんか？

辞めたくても辞められない理由は人それぞれあると思いますが、もし体が限界だと感じてしまっていたら、すぐに職場から離れましょう。

いざ辞める時に、トラブルがなく上手く辞められる方法をご紹介します。

また、退職トラブルの事例も取り上げて、このようなトラブルがないようにする方法もまとめましたので、ご覧下さい。

保育士を辞められない

保育士を辞められない理由は、環境によってさまざまだと思います。

辞めたくても辞められない環境は、働いている側にとってはとても強いストレスです。

無理をし続けることで、体調を崩してしまう人も出てしまいます。

このように辞めたくても辞められないと悩んで1人で抱え込んでしまう人も多いのではないでしょうか。

では、なぜ辞めたくても辞められないと思ってしまうのか、考えていきましょう。

保育士が人手不足で辞められない

一番に保育士を辞められない理由として挙げられるのが、人手不足で辞められないという理由です。

普段の保育でも、人手が足りないと感じながら働いているのに、そのような環境の中で1人辞めてしまうとかなりの痛手になります。

担任を持っていて、退職するとなると、そのクラスの担任が不在になってしまい、うまく保育園が運営できなくなってしまいます。

担任が急遽休んだ場合には、主任など代わりの先生が入ることもあります。

しかし辞めるとなると、代わりを雇わないといけないので、保育園側としては、代わりが入るまで続けてほしいと言ってくることが多いです。

ただ、保育士は常に人手不足なので、すぐ代わりが入ることもなく、ズルズルと辞められないなんとこともよくあります。

保育士を辞められない理由

保育士を辞められない理由をご紹介します。

担任を持っていて年度途中では辞められない

担任を持っていて年度途中で退職となると、クラスの子どもや保護者に申し訳なく、辞めたくても辞められないと思ってしまいますよね。

保護者も担任を信頼して、1年間子どもを見てもらえると思っているので、途中で辞めるとなるとがっかりしてしまうかもしれません。

また、子どもともここまで信頼関係を築いてきたのに、新しく担任が代わると、戸惑ってしまいます。

このような事を考えると辞めたくても辞められないと思ってしまいますよね。

園長から引き止められる

園長から、様々な良い条件を引き合いに止められることもあります。

お世話になった上司から引き止められると、思いとどまってしまいますね。

もしかしたら、来年度のクラスの配慮をしてもらえたり、人間関係の悩みを聞いてもらえたり、今の悩みが改善されることもあります。

話せる内容であれば、正直に相談してみても良いかもしれません。

ただ、給料面で不満がある場合は、その部分は伏せて話した方が良いです。

上司からするとあまり良い印象はないと思うので、あくまで円滑に辞められるように心がけましょう。

保育士を辞められない場合の対処方法

引き止められても、絶対に辞められないわけではありません。

何を言われても強い意志を持って、退職したい旨を伝えるようにしましょう。

家族の都合でどうしても続けられない事や、体調面のことなどを理由として伝えると、強く引き止められることはないです。

辞める理由で待遇面のことを言ってしまうと、必ず改善案を出してくでしょう。

何を言われても退職の意志は固い、という事が伝わるようにしましょう。

保育士のうまい辞め方

保育園を辞める時に、周りから反感を買ってしまって、気まずい思いをして退職する日を迎えたくないですよね。

円滑に退職できるようにするにはどのようなことを心掛けたらよいのか考えていきましょう。

謝罪と感謝を伝える

年度途中で辞めることになってしまった場合は、一言謝罪を伝えるようにしましょう。

園長も、同僚の保育士も、保護者も少なからず辞めることで迷惑をかけてしまいます。

その部分に関しては謝罪を伝えるようにしましょう。

そのうえで、感謝の旨も伝えられると、角が立たないでしょう。

いつも以上に仕事を丁寧に取り組む

どうせ辞めるから…と思って、仕事に手を抜くことがないようにしましょう。

辞めるまでのあなたの働き方を、周りの人はしっかり見ています。

辞めた後に「あの先生良い先生だったね」と言ってもらえるように、誠心誠意仕事に取組みましょう。

やむを得ず退職する理由を伝える

退職する理由で特に引き止められないのが、結婚や出産、家族の都合、自分自身の体調面のことです。

話したくないことは話さなくても良いと思いますが、ある程度は辞める理由を伝えると、周りにも「それは仕方ないね…」と思ってもらえます。

今すぐ辞めたいなら退職代行

誰にも会わずに、引き止められることなく辞めたいと考えているのであれば、退職代行をお勧めします。

退職するのに費用がかかってきますが、何度も引き止められて辞められずにいる人や、上司からパワハラを受けていて直接会いたくない、今すぐに辞めたい人にはぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。

退職代行は、自分の代わりに退職したい意向を伝えてくれます。

早ければ即日に辞める事ができますよ。

退職トラブルの事例

ここで退職トラブルの事例をご紹介します。

 

【退職を伝えるタイミングが遅いと言われ、気まずい経験をしたＡさん】

四年制大学を卒業後、地元の保育園に就職したＡさん。

4年間仕事を続けたのちに、お付き合いしていた彼と結婚することになり退職する決意を固めました。

12月に来年度の3月末で退職したいと園長先生に伝えると、「報告が遅い。代わりがいないから辞められたら困る。」と言われ引き止められます。

さらに、今辞めるなら退職金が払えないとも言われてしまいます。

 

ただ、Ａさんも辞める意志が強かったため、何を言われても、それでも辞めたいことを伝えたそうです。

退職することは受理してもらえましたが、その後園長先生は明らかに、Ａさんを無視したり機嫌の悪い態度を取ったりするようになりました。

そこの園では、9月に保育士へ来年度の意向調査(何歳児を持ちたいか・来年度も続けるか)が行われており、そこでの報告がなかったと園長先生は怒っていました。

結局、退職金は払ってもらえたそうですが、Ａさんの退職する日まで園長先生はずっと機嫌が悪いままで、気まずい思いをしたそうです。

 

このようにおめでたい退職理由でも、伝えるタイミングが遅いとトラブルになってしまうこともあるのです。

ほとんどの企業では1か月前には伝えたらOKですが、保育業界は少し特殊。

できるだけ早く伝えるようにしましょう。