プロモーション
人気の職業保育士。
子どもたちと笑顔いっぱいの明るい世界に見えるけど、離職率が高い現状があります。
せっかく保育士になれたのに、離職してしまう理由は何なのか?
今回は保育士の離職率についてみていきましょう。
マイナビ保育士で
非公開求人を紹介してもらう
保育士の離職率2024
2024年度の離職率は厚生労働省より公開されていません。
保育士の離職率は年々改善されている傾向にあります。
処遇改善手当や、キャリアアップ制度ができ、ICTの導入などによって働き方自体も改善されているためと考えられます。
保育士の離職率・厚生労働省
厚生労働省が公開している最新のデータ(2020年)では、保育士の離職率は9.0%。
公営施設では4.6%、私営施設は10.8%となっています。
2017年発表の離職率は9.3%で、私営保育所では10.7%。
2015年発表の離職率は10.3%(私営保育園:12.0%)でした。
保育士全体の離職率は改善されていますが、公立保育園での離職率が改善されているのであって、私立保育園での離職率はさほど変わっていないと言えるでしょう。
保育士の離職率・新卒
新卒保育士の離職率は、勤務を開始してから1年以内の離職率が25%となっています。
せっかく保育士になれたのに、1年以内に離職してしまう人が多いなんて、深刻な問題です。
就職した園によって、働きやすい雰囲気であったり、自分には少し合わない雰囲気であったり。
初めに就職した園で、その後が変わってきますよね。
保育士の離職率・3年以内
経験年数が3年以内の保育士の場合は、私立保育園では半数近くが離職してしまいます。
一方、公立保育園では経験年数12年以上の保育士の離職率が半数を占めます。
私立と公立の差がかなりありますね。
3年の保育士を経験すると、仕事に慣れてきた頃ですね。
スキルアップもして、自信もついてきたところ、仕事量や責任も増えてきます。
色々なことを感じ、転職や結婚も考える方もいるのでしょう。
保育士は離職率が高い
社会問題となっている保育士不足。
残念ながら、離職率が高いことで、保育士不足につながっています。
そのため、潜在保育士が全国にたくさんいます。
けれども、何年も課題となっている保育士不足の裏で、保育の現場に復帰するという人は少ないのかもしれませんね。
ただ、他の業種と比較すると、極端に保育士の離職率が高いわけではありません。
私営保育園の離職率である約10%は、全業種平均とほぼ同じ離職率のレベルです。
保育士の離職率の理由
では、保育士の離職率の理由を挙げていきましょう。
人間関係
女性が多い職場で、さらに閉鎖的な空間の保育園。
色々な性格の人がいて、合う合わないがあります。
その中でうまくやっていくのは、大変なことです。
逆に言えば、人間関係の良い職場は働きやすいと言えるでしょう。
給料が低い
これはずっと前から言われていることですね。
保育園それぞれで給料は違いますが、全国的に見ても保育士の給料は、残念ながら低いです。
処遇改善手当やキャリアアップ制度などで少しずつ改善されつつありますが、まだまだ一般企業のお給料には程遠いですね。
ちなみに、私の働いていた私立保育園では手取りのお給料が正職員13年目の保育士で手取りが15万円でした。
安すぎますね。
業務が多すぎる
保育士の義務は、子どもと過ごす中で、年齢別に合わせたカリキュラムをもとに保育をしています。
そのカリキュラム、年間・月案・週案・日案や個人記録、行事計画に反省、保育教材の準備…考えるだけでクラクラしてくる業務の量。
保育士の皆さん、毎日おつかれさまです。
そしてこれらの枠組みは、園によって違います。
手書きであったりパソコンで記入であったり、様々です。
お給料の低さに対して、やらなくてはいけない業務が多すぎるのです。
休みが取得しづらい
これは園によって異なりますが、なかなか有休を取得できない場合があります。
園の環境や上司によっては、有休が取りやすい園もあるでしょう。
しかし、幼稚園の様な夏休み等の長期休みもなく、休みづらいというのも確かです。
- 自分が休んでしまうと、他の保育士に迷惑をかける。
- 他の保育士に自分のクラスへ入ってもらうことになる。
そんな思いから、無理して働いてしまうこともあります。
結婚・妊娠
結婚や妊娠をきっかけに離職する保育士もいます。
仕事を軽くするために、フルタイムからパート保育士へ変わる方もいます。
私自身も、子育てとフルタイムでの保育士の両立が難しく、パート保育士へと転職しました。
人手不足
どこの園も人手不足な状況にあることでしょう。
人手不足なのに、業務が多く、責任が重い。
支援を必要としているクラスに人手がなく、保育士の負担が大きくなってしまう…など、悩みはつきません。
そして、保育士ひとりに対して、保育できる人数が年齢別に違います。
けれども、その保育士の配置人数がそもそも大変なんですよね。
【保育士の配置人数】
- 0歳児…園児3名につき保育士1名
- 1.2歳児…園児6名につき保育士1名
- 3歳児…園児20名につき保育士1名
- 4.5歳児…園児30名につき保育士1名
パート保育士・子育て支援員などにより、少しずつ人手不足は解消されつつありますが、それでも保育現場では人手が欲しいものですね。
プライベートとの線引きがむずかしい
残業やサービス残業、持ち帰りの仕事が多く、退勤した後や休日も仕事をしている保育士さんは多いです。
体力勝負の保育士だからこそ、しっかりと身体も頭も心も休みたいところですが、終わらない仕事。
そんなことから、プライベート時間でも仕事をしていて、気づいたら仕事しかしてない!なんてことも。
そんながんばりやさんが離職してしまうのです。
マイナビ保育士で
非公開求人を紹介してもらう
保育士の離職率ランキング
さて、ここまで保育士の離職の現状についてお伝えしてきました。
保育士の離職率で1番高かったのが1年以内の新卒の保育士(私立保育園)ですね。
続いて、経験年数3年以内の保育士(私立保育園)。
3年働いたら、色々なことが見えてきて、転職も考える方も多いのではないでしょうか。
まとめ
保育士は子ども元気いっぱい笑顔で輝いている素敵な職業です。
けれども、様々なことが原因となり、離職する人が多い現状。
保育士は閉鎖的な環境の中で、ずっと人と関わっている仕事ですから、大変です。
ですが、子どもと触れ合う中で、自分自身が元気をもらったり、笑顔になったり、子どもの成長を一緒に喜ぶことができる素敵な職業でもあります。
保育士が働きやすい環境が整うことで、離職率が下がっていくと良いですね。
おすすめの転職サイト
全国の正社員・パート保育士の求人に対応。
特に、一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)や広島・静岡の保育士求人に強い、保育士転職サイトの最大手です。
登録しないと得ることのできない、非公開求人がたくさんあります。
✔ほいく畑
全国の正社員・派遣・パートの保育士の求人に対応。
特に関東・関西・山梨・静岡・広島・山口・福岡・佐賀に住んでいる保育士さんにおすすめです。
土日祝日の転職活動が可能!
登録すると、検索などでは見ることのできない非公開求人の情報を得ることができます。
※紹介できる求人などに差があるため、転職サイトは掛け持ちで複数登録するのがおすすめです!
就職・転職活動が不安な保育士さんは、まずは簡単な相談が目的でも登録OKですよ!
保育士の転職サイトは、新卒の方や未経験者・資格取得見込みの方も利用可能です。
どの転職エージェントも、安心して利用可能。
しつこく電話をしてくるということもないですよ。
ポイントは、複数の保育士転職エージェントに登録して、掛け持ち利用すること。
保育士の就職転職サイトは、【非公開求人】というネット上に公開されていない求人をそれぞれ持っています。
一つのサイトに登録するだけでは、せっかくの好待遇の非公開求人を逃してしまう可能性があります。
マイナビ保育士は、全国の保育士のパート・正社員の求人に対応しています。
登録することで、ネット上の検索などでは見つける事の出来ない保育園の求人情報を得ることができます。
一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)や広島・静岡の保育士求人に強い、保育士転職サイトの最大手。
大手ならではの情報収集力で、他サイトにはない保育園の求人情報がたくさんあります。
一都三県で勤務したい保育士さんには、登録必須のサイトです!
マイナビ保育士の口コミを見る
👑ほいく畑
ほいく畑は、全国の正社員・派遣・パート保育士の求人があります。
取り扱い求人数が圧倒的に多く、登録しないと得ることができない非公開求人の数が多いです。
土日や夜間でも専任のコーディネーターと相談・面談が可能!
相談だけでも可能なので、経験豊富なコーディネーターと話すだけでも登録する価値がありますよ!
転職を考えている保育士さんは、登録しておいて損はありません。
紹介できる求人が異なるため、転職サイトは複数登録しましょう!
ほいく畑の口コミを見る
コメント