保育士が負担に感じること。行事・事務・仕事や改善策も解説！

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保育園で子どもたちと過ごし、成長を見守る保育士さん。

子どもたちの可愛い姿が愛おしく、子どもが好きだからこそ仕事にやりがいを感じている保育士さんもいることでしょう。

 

けれども、保育士さんの仕事は、保育の他に、事務仕事がたくさんありますね。

子どもと関わることだけが仕事だったら、どれだけ幸せで楽しいことか…。

 

毎日子どもと関わりながら、事務仕事も同時進行。

すごい量の仕事をこなしているなぁと、改めて思います。

保育園で日々活躍している保育士さんにとって、その仕事が負担になっていることもありますよね。

 

今回は保育士さんが負担に感じていることについてお伝えしていきます。

保育士が負担に感じること

保育士さんが負担に感じていることとは何でしょう？

『保育士』と聞くと、子どもとわいわい楽しく遊んで、ご飯を食べて、お昼寝して、おやつを食べて…みたいな楽しいお仕事のイメージが強いですが、現実は全く違いますよね。

子どもの命を預かっている仕事なわけですから、ただただ子どもと遊んでいるだけの仕事ではないです。

 

そして、保育士にとって一番負担な仕事は、事務仕事です。

なんでこんな量の事務仕事があるんだって思うくらい事務仕事がありますよね。

保育士の負担な業務

保育士の負担な業務は、たくさんあります。

まずは、書類関係が多すぎます。

なんでも計画・記録・反省・計画・記録・反省の繰り返しですね。

子どもを保育し、成長を見守るうえで、必要なことだとはわかりますが、はたしてこんなにいるのだろうか？っていうくらい計画と記録と反省の繰り返しです。

 

正直、就職したばかりの頃は、指導計画とか細かなものがあったほうが保育をしやすい人もいるかもしれません。

しかし1年もたてば、細かい指導計画って正直なくても保育できますよね。

 

そして、無駄な会議の時間。

保育士って本当に時間に追われる仕事なのに、会議の時間って憂鬱になりませんか？

もちろん会議って大切ですし必要なことですが、もっと要領よくできないものかなぁ、と感じます。

 

わたしが保育園に就職したばかりの頃は、閉園後に職員会議が月2回あり、18時半〜20時で予定されていても、終了するのは21時過ぎでした。

しかも、無給です。

 

それから10年くらい経った頃、園長先生が「時間外での会議は負担だから昼間に会議をやる」と言いだしました。

子どもたちのお昼寝時間に会議を行うスタイルになったのですが、お昼寝時間に会議をもつことで、月2回の会議の日、保育士の休憩と事務時間はなくなりました。

 

もちろん上司は、気づいていないし、おかまいなしです。

会議が終わると、保育士たちはすぐに保育に戻り、子どもたちを目覚めさせますが、上司たちは会議が終わると、お茶をすすってお菓子を食べています。

会議を簡素化にして、保育士に時間が欲しいところです。

 

保育士の負担な業務って、無駄なことが多いと思いませんか？

保育士・行事が負担

子どもたちも保育士さんも楽しい行事ですが、担当になった保育士さんは、日々の業務の他に行事も担当するわけですから、その期間は大変になりますよね。

保育園全体で行事を簡素化しよう、となれば嬉しいですが、なかなかそうもいきませんね。

 

わたしの勤めていた保育園では、数年前から行事の簡素化に取り組みました。

今までずっと行ってきている行事を簡素化にしたのですが、簡素化したことで「あれもやろう・これもやろう」と逆に行事が増えて、結局負担が増えてしまいました。

 

毎日長い時間を保育園で過ごす子どもたちにとって、行事は楽しみなこと。

思い切り楽しませたいですが、あまりにも大規模な行事がいくつもあると、保育士さんの負担ですよね。

保育士・事務が負担

保育士の事務仕事って、びっくりするくらい多いですよね。

個人記録は前期と後期、もしくは4期に分かれて記録しますね。

…多すぎます。笑

 

しかもこれ、1日でもやらない日・できない日があると、そのつけがまわってきて、後からとんでもないことになります。

後から数日前の記録を書こうとしたって思い出せませんよね。

保育士・仕事が負担

保育士さんの仕事は、体力勝負ですので、体を壊してしまう保育士さんもいます。

 

現にわたしも、保育士になって1年目で腰を痛めてしまい、3年目で膝を壊し手術、そこからは保育士を続けるにあたって、腰痛ベルトは常時着用。

そして、日々の体のメンテナンスは、欠かせませんでした。

一緒に働いていた同僚保育士たちも、膝を痛め、腰を痛め、手首を痛め、首を痛め、病院通いでした。

 

なぜこんなに体を壊すかというと、子どもの背丈に合わせてしゃがんだり、急に立ち上がったり、抱っこをしたり、座って立ち上がっての激しい動き。

仕事をしている間は気づきませんが、ふとした時に体にきてしまいますよね。

 

また、そんな日々の疲労から、体調を崩してしまう保育士さんも少なくありません。

保育士の負担を軽減する改善策

保育士さんの負担を軽減する改善策として、お給料を上げるために、キャリアアップ研修というものが行われていますね。

 

正直、これも負担です。

休日に保育園に出勤して、動画を観てレポートを書いて、それを1回の講義につき、朝から夕方までを1〜3日かけておこないます。

 

…負担すぎません？

これ、1分野だけじゃなくて、4分野も受けるんですよ？

 

自宅で講義を受けても良い保育園もあるかもしれませんが、どっちにしたって負担ですよね。

お給料をあげるかわりに、研修を受けろということなのですから…。

お給料があがることはうれしいですが、保育士さんの負担が多すぎますよね。

 

また、保育士不足を解消するため、数年前から子育て支援員さんという保育士資格がなくても保育園で働ける人が現れました。

支援員さんが配置されたクラスは、製作物の準備や雑務など、手がまわらないところを手伝ってもらえるようになっています。

しかし、1人担任の保育士さんは変わらず大変ですよね。

保育士の負担軽減・ICT

保育士の負担を軽減するため、ここ数年でICTが導入されてきています。

手書きでの仕事が圧倒的に少なくなり、パソコン作業が得意な人は、手書きよりもパソコンでの作業の方が楽に感じる保育士さんもいると思います。

しかし、パソコンが苦手な保育士さんはICTの導入に余計負担を感じた人もいることでしょう。

 

けれども、ICTが導入されたことで、コピー・貼り付けの作業ができるようになったり、子どもの出席簿の記録が軽減されたりと、日頃の事務作業が軽減されたことは嬉しいですね。

まとめ

今回は保育士が負担に感じることについてお伝えしてきました。

 

保育士の仕事って、本当に負担が大きいですよね。

日々保育の現場で頑張っている保育士のみなさん、本当におつかれさまです。

 

負担は大きいものの、保育士さんの仕事はやりがいのある素晴らしいお仕事です。

自分のペースで息抜きしながら、無理なく保育士の仕事を楽しんでいきましょう！

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