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転職活動に、履歴書は不可欠です。
その中でも、志望動機を何て書こうか、どう書けば思いが伝わるのかと悩むことも多いのではないでしょうか。
そこで、志望動機はどんな視点で書けばいいのか、どんな内容を書けば想いが伝わるのかをご紹介いたします。
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保育士転職の志望動機・例文
保育士転職の志望動機の例文をご紹介します。
認可保育園から認可保育園への転職・例文
90名規模の保育園で新卒の時から6年間勤務しており、現在4歳児20名の担任をしております。
保育士になることが幼いことからの夢だったため、子どもたちからたくさんのことを教えてもらい、日々の保育に当たっています。
現在の保育園では幼児組は毎週英語、体操、製作などのカリキュラムが多く、4歳児クラスでも就学に向けたことを少しずつ意識して取り入れています。
子どもたちも毎日一生懸命取り組んでいるのですが、『もっと子どもらしい姿』での保育をしたいと感じることもあります。
そんな中、貴園の保育理念・保育の特徴を拝見し、『子どもらしい自由な毎日』ということを大切にされているということに心を揺さぶられ、『この園で保育をしたい』と強く思うようになりました。
また、子どもたち一人ひとりが輝く環境であるために、保育士一人ひとりも大切にされているという想いにも感動し、私が今まで積み重ねてきた経験を活かしながら、諸先輩方と同じ思いで保育をしたいと考えます。
認可保育園から小規模保育園への転職・例文
60名定員の保育園で3年間勤務し、現在1歳児12名を保育士3名で担当しております。
元気いっぱいの1歳児と毎日悩みながらも楽しく保育し、担任間でも保育に関する思いの共有を日々しながら日々の保育を進めております。
最初は戸惑っていたリーダーも、先生方のお力を借りながら、少しずつですが自信を持って取り組めるようになりました。
現在の保育園は、各年齢ごとの保育室となり、ほかのクラスの子どもたちとの関わりはほとんどありません。
私自身、4人きょうだいで育ったので、喧嘩もたくさんしましたがとてもいい環境で育ててもらったと思っています。
貴園を志望した理由は、『異年齢間の関わりがとても多く、子どもたちが生き生きしている』ことです。
年齢に応じた保育も必要なので、ある程度年齢ごとのコーナーに分かれていますが、パーティションを動かせば、1つの大きな保育室となり、異年齢での保育ができるということがとても魅力に感じます。
0歳児・1歳児は2歳児をいいお手本にして生活をし、2歳児は『お兄さんお姉さん』という意識が生まれ、様々なことにチャレンジしてみようということに繋がっているように感じます。
私が育った環境のように、異年齢での環境は子どもたちにとって、とてもいい刺激となると感じています。
ぜひ、このような環境の貴園で保育させていただきたいという想いが強く、志望させていただきました。
保育士転職の志望動機・小規模
小規模保育園の志望理由としてダントツで多いことは『ゆったりとした雰囲気の中で、子ども一人ひとりと向き合う保育をしたい』ということです。
私自身、小規模保育園でも園長の経験があるので、幾度となくこの言葉を聞いてきました。
確かに、小規模保育園は最大19名と園児数が少ないです。
ただ、国の保育士配置基準は認可保育園と同じです。
もし、0歳児クラスの定員が3名の場合、保育士は1名の配置です。
一見園児数が少ないと『穏やか』『一人ひとりに向き合える』と見えがちですが、実際は認可保育園と変わらない配置なのです。
認可保育園は保育士1名に対し園児4名までという緩和策をとっている自治体でも、小規模保育園の配置基準は、国の基準から変更はありませんでした。
確かに各年齢の人数が少ないので、落ち着いている、まとまりがあると感じることもあります。
ただそれは人数の問題ではなく、【保育士の意識】によることだと思います。
保育士がどのように子どもと関わろうとしているのか、どんな工夫をしているかということなので、人数で大きく変わることではありません。
小規模保育園で『一人ひとりと向き合う保育を…』と何度もお話されると、『実態を分かっているのか』と面接時に感じてしまうこともありました。
小規模保育園だからといって、人数ばかりにフォーカスを当てるのではなく、園の保育方針や、保育環境に志望理由を置くほうが、個人的には好印象でした。
また、小規模保育園では職員数が少なく、正職員が2名、あとはパート保育士で補っているという園も珍しくありません。
そうなると、シフトは早番・遅番ばかりとなること、行事の担当回数が多いなど、一定数園児が在籍している保育園よりもデメリットに感じることも実際はあります。
よく確認をして、面接に臨むといいでしょう。
保育士転職の志望動機・パート
パート保育士の場合、時間を限定した募集のこともよくあります。
例えば早番パートに応募する際は、早番ならではの文言を盛り込むと、面接担当も『よく業務を理解している』と感じます。
- 保護者を見送る子どもたちの感情を受け止め、子どもたちが1日をその子らしく送ることができるように、接していきたい
- 自分自身も子どもを預ける時は様々な思いや葛藤もあったので、保護者の想いに共感しながら保育をしたい
など、求められている業務に繋がる志望動機や想いを伝えられるようにしましょう。
保育士転職の志望動機・履歴書への書き方
志望動機の書き方で大切なことは、『この保育園で働きたい』という想いを伝えることです。
逆を言えば、どこの保育園でも当てはまるような志望動機は、面接官はすぐに見抜きます。
今は多くの保育園が求人を出しているので、『数ある保育園から、この保育園を志望した理由』を伝える必要があります。
他園にはない、その保育園の魅力・特徴に触れると思いが伝わりやすいです。
また、転職の際はその園で活かすことができる『自分の強み・スキル』も盛り込みましょう。
そうすることで、より説得力のある志望動機をなります。
採用担当に具体的なエピソードを求められることもあります。
抽象的なことではなく、具体的な体験談、エピソードを盛り込んで伝えられるように準備しておきましょう。
保育士・第二新卒の志望動機
第二新卒の場合、新卒時の環境からどのように前向きに新しい環境で保育をしていくかということを伝えられるようにしましょう。
第二新卒の場合は、特に『前の職場の退職理由』を採用担当は確認します。
前向きな退職なのか、何か理由がある退職なのかについては、過去のことなので変えることはできません。
変えることができることは、これからの未来です。
前向きな退職でも、人間関係に悩んだ退職でも、そのことをこれからどう生かしていくかということをきちんと考え、正直にお話しましょう。
自分の目指す保育が出来る環境ではなかったので退職したのでれば、『貴園の~~という保育理念や実際の保育を見学させていただいて、自分の想う保育ができる環境だと感じたので志望しました』も立派な未来を見据えた志望動機です。
過去をマイナスに捉えるのではなく、過去をどうやって日々の保育に生かそうと考えているかということを、伝えられるようにしましょう。
保育士(復帰)志望動機
保育から離れていた間の経験を、どのように保育に生かそうと考えているかということが大切です。
異業種からの復帰、子育て明けの復帰など、保育を離れていた時に経験したこと、感じたことは様々なはずです。
そのことを経て保育に復帰するということは、覚悟がないとできないことではないでしょうか。
保育はとても楽しくて、とても魅力的ですが、年々保育の環境が厳しくなっていることも事実だと感じます。
数年前は当たり前に行われていたことも、今はNGということもあります。
保育を離れた理由にもよりますが、そこにまた戻ろうという選択をすることは、大きな覚悟の上でないとできないとも思います。
復帰に至った理由や想いを伝えることがとても大切で、保育園としてもその想いを聞きたいのです。
保育士(ブランク)の志望動機
保育士としてブランクがある場合も、復帰の時と同様にこれまでの経験をどう保育に生かすかということを伝えることが大切です。
ブランクがありながらも保育に戻ろうと思った想い、どんな経験をしてどのように保育に生かすかということを精一杯伝えてください。
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まとめ
保育士の転職に不可欠な志望動機の書き方をご紹介いたしました。
大切なことは、『素直な気持ちを丁寧に伝える』ことです。
そのためには、転職活動を始める前にご自身がどんな保育がしたいのか、これまでの経験をどのように生かしていきたいのかということを十分に考える必要があります。
その時間が転職後の保育に生きる時間となりますので、大切に考えてみてください。
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