北海道の保育士の給料は？補助金・気を付けることを解説！

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北海道の中でも都会の札幌は、北海道の中でも保育士の給料が比較的に高いと言われています。

北海道の保育士で、給料面から札幌へ引っ越して就職・再就職を希望する保育士さんも少なくない現状です。

また、札幌は待機児童も多く、希望した保育園になかなか入園が決まらないこともあります。

今回は、北海道・札幌市の保育士情報について、お伝えします。

 

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北海道の保育士の給料

北海道の保育士の平均基本給は199,606円です。(2023年7月時点)

全国平均より、10%低いことになっています。

 

また、北海道における保育士の平均年収は、約292万円。

保育士全体の平均年収320万円と比較すると、こちらも低い傾向にあります。

 

保育士の給料は、地域によって大きく差があります。

北海道は〝地方保育士〟ですので、地方で働く保育士の給料は、まだまだ低いのが現状です。

そのうえ、地方保育士の中でも、北海道・山形県・群馬県・新潟県・山口県は平均よりもかなり低くなっています。

 

ちなみに、北海道の正社員の平均月収は、約204,482円です。(2023年6月時点)

また、平均年収は約333万円であることから、北海道の正社員の平均と比較しても、保育士の給料は安いことが分ります。

 

ただし、全国の正社員の平均年収は、約508.4万円(2021年時点)。

平均月収が約33万円(2021年時点)であることから考えると、全国の会社員と保育士の給料格差に比べると、北海道は会社員と保育士の給料の差は小さいと言えるでしょう。

札幌の保育士の給料平均

北海道の中でも、札幌の保育士は給料が最も高いと言われていますが、大体平均だと月給19万〜20万になります。

年収だと平均約350万円です。(2021年度)

同じ2021年度の調査で全国の保育士の平均年収は、350万円でした。

札幌市の保育士の給料は、ちょうど全国の平均レベルと言えるでしょう。

 

しかし、これは平均ですので、給料が高い職場を探すこともできます。

北海道の中でも札幌は保育施設の数が多いです。

保育士の給料手取り・札幌

札幌の保育士の給料の手取りは、大体平均だと17万円になります。

しかし、札幌以外の地域だと、もっともっと安いのが現状です。

 

札幌の次に有名な旭川では、正職員の手取りが12〜14万円という園もあります。

なかなか厳しいですよね。

札幌市の保育士処遇改善

札幌市では、保育施設の受け入れ人数の拡大と保育士人材の確保のために、就業継続の支援・潜在保育士の掘り起こし・将来の保育を担う次世代の育成の観点を中心に取り組んでいます。

主な処遇改善としては、

• 札幌市保育支援者配置補助事業(上限10万円)
• 保育士人材確保のための一時金給付制度(各年目一律10万円)
• 札幌市潜在保育士短時間就労支援事業(2万円を上限)

となっています。

札幌市の保育士給付金(10万)令和5年

保育士の離職防止や人材確保を目的として、市内の認可保育所等で保育士として働く人(採用から3・6・9年勤務を続けた人)に一時金として一律10万円を給付するという事業があります。

手当を受けることができるのは、認可保育所や認定子ども園等の対象施設に勤める保育士のうち、以下に該当する人です。

• 雇用契約において、1日の労働時間が6時間以上かつひと月につき20日以上と定められている
• 保育所で現在保育士として勤務し、その年の4月1日を基準としたときに同一の保育所等での勤続年数が、保育士としての正規採用日から数えて一時金の種類の区分を満たしている
  ※3年目→勤続3年以上4年未満
  6年目→勤続6年以上7年未満
  9年目→勤続9年以上10年未満

 

この処遇改善事業では、対象の保育士施設で働き続けることができれば、3年ごとに10万円を受け取ることができるので、保育士を続けるうえで、モチベーションがあがりますよね！

 

しかし、令和5年におけるこの事業の更新が7月時点ではされていません。(令和4年10月に更新)

申請期間など詳しくは『札幌市子ども・子育て支援事務センター』に問い合わせると良いでしょう。

北海道の保育士の補助金

北海道内の保育士を養成する学校・その他施設に在学する学生に対し、就学資金の貸付を行う制度があります。

これは、北海道内における質の高い保育士を養成・確保することが目的とされています。

貸付条件

• 貸付期間：養成施設に在学する期間(2年間)
• 貸付額：月額50,000円以内
• 入学準備金：200,000円以内
• 就職準備金：200,000円以内
• 利子：無利子
• 連帯保証人：1名

貸付の返済免除

養成施設を卒業した日から1年以内に保育士として登録し、原則して道内(札幌を除く)従事先施設等において継続して5年間従事したとき。

 

北海道には、このような制度があります。

札幌市以外で5年間継続して保育士として従事した時には、貸付の返済免除となる有難い制度ですよね。

 

しかし、5年は働かなくてはいけないので、根気強く働く必要があります。

北海道の就職・転職で気をつけるべきこと

北海道の就職・転職で気を付けるべきことをご紹介します。

賞与・手当

高収入が希望なら、賞与・手当が充実している求人を選びましょう。

北海道は寒冷地ですので、燃料手当の名称で冬季に手当を支給してくれる保育施設があります。

寒い冬、北海道って家庭によって様々な光熱費がかかりますよね。

少しでも給料が高いところを希望する場合は、必ずチェックすると良いですね。

 

ちなみに、わたしの元職場では、寒くなってくる10月末に、燃料手当として毎年10万円が支給されていました。

10万円では冬は乗り切れませんが、ありがたかったですよ。

車が必要か

北海道は、地域によっては車が移動手段となる地域が多いです。

また、都市間の距離が大きくあいており、マイカーでなければ、電車やバスを乗り継いで移動する必要があります。

 

しかし、マイカーを持っていない・免許をもっていないなど様々な理由からマイカー通勤ができない場合もあるでしょう。

その場合は、駅近くの立地条件で保育士求人を探すと良いですよ。

 

特に札幌では、マイカー通勤よりも地下鉄やバスを乗り継ぐ移動手段が多いでしょう。

交通の便が良い職場を探しましょう。

交通費の上限

自宅から職場までマイカー通勤や電車通勤をする人は、交通費の上限や支給条件を確認することが大切です。

交通費の上限は、施設によって異なります。

職場が遠方の場合は、通勤にかかる交通費がどのくらい支払われるのか、しっかりと確認するようにしましょう。

 

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まとめ

今回は北海道の札幌市を中心とした保育士の給料等についてお伝えしてきました。

北海道は地方保育士ですので、まだまだ給料面では低いという現状です。

 

しかし、広大な自然があったり、四季折々を感じることができたり、とても素敵な地域でもあります。

給料面では厳しいではありますが、可愛い子どもたちと過ごす中で、保育士としてのやりがいを感じて、活躍していきましょう。

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