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保育士資格を持っていると活躍できる施設がたくさんありますね。
今回は宿泊を伴う預かり施設であるベビーホテルについてご紹介します。
ベビーホテルとはあまり耳なじみが無いという方もいるかもしれませんが、ベビーホテルとは、認可外の一時預かり施設のことです。
定められた要件を満たしていればベビーホテルとして扱われます。
基本的に一時的な預かりを行い、利用する子どもの年齢層は1歳頃から3歳頃までが多いです。
近年は保護者の働き方の多様性や仕事以外での様々な事情によって、一時的な預かりができる施設の需要は増えています。
ベビーホテルとは?
ベビーホテルとは、どんな施設なのでしょうか。
ホテルという呼び方をすると宿泊をするイメージが強くなりがちですが、実は必ずしも宿泊をする必要はありません。
定義によると、下記の要件のうちどれかを満たしていること、とされています。
- 夜8時以降の保育
- 宿泊を伴う保育
- 利用児童のうち一時預かりの児童が半数以上
受け付けている子どもは、乳幼児だけではありません。
深夜・早朝・休日の保育が必要な小学生も対象となっています。
一般的な保育園では日中の時間帯での預かりが多く、遅くまで預かりをしても夜7時~8時には閉園してしまいますね。
それと比較するとベビーホテルでは夜間帯での預かりが可能なので、夜勤の仕事や、仕事意外の事情等を抱える保護者にとっては大変心強い預かり施設であることがわかります。
ベビーホテルの仕事内容
一般的な保育園と大きく違うことは、クラス分けや担任制が無いということです。
夜間の寝かしつけ等宿泊を伴わない場合は、日中の過ごし方は一般的な保育園とほとんど変わりありません。
室内で絵本を読んだりお絵描きをしたり、時にはお散歩や外遊びをして過します。
一時的な預かりの為、人見知りをする子もいます。
子どもの不安や、さみしい気持ちや思いに寄り添った対応が求められます。
ベビーホテルの給料
ベビーホテルは、一般的な保育園勤務の保育士と比較すると給与は高めの場合が多いです。
夜間帯の時間に働く場合は深夜手当が加算されます。
深夜手当は、22時から5時までの勤務に発生し、賃金の25%以上を加算するように法律で定められています。
朝7時頃まで早朝手当が支給される所もあるので、日中働くよりも収入は高いでしょう。
資格手当が出たり、保育士経験に準じて基本給を調整してくれるベビーホテルもあります。
ベビーホテルで働くメリット
ベビーホテルで保育士が働いた場合のメリットをご紹介します。
まず、クラス分けや担任制が無いので、イベント準備や制作物、おたより等が少ない傾向があります。
一般的な保育園勤務よりも仕事量の負担が少なく、余裕を持って子ども達と関わることが出来るということが最大のメリットなのではないでしょうか。
事務作業が少ないので、残業時間も少ないです。
そしてベビーホテルの場合は毎回同じ子どもが登園するとは限らない為、様々な子どもと関わることができ、毎日違った面白さや感動の場面に立ち会えることも魅力的ですね。
また、夜間帯や24時間開いている施設だと、日中以外の時間帯にも勤務する必要があります、
あえて早朝や夜勤などの時間帯を選ぶことで、趣味や家庭等とうまく両立しながら勤務できます。
ベビーホテルで働くデメリット
ベビーホテルで働くデメリットをご紹介します。
24時間開園している施設では、職員が交代でシフトを組んでいる場合も多いです。
特殊な働き方の為、どうしても人手不足になってしまう時間帯もあることが予想されます。
働き方によっては身体や精神的な負担が掛かってしまいますよね。
あえてデメリットをあげるならこの負担によって無理な保育をし様々な事故等を引き起こしてしまう可能性がゼロではない、ということではないでしょうか。
保育業界の人手不足はベビーホテルだけの問題ではありませんが、ゆとりを持った働き方をしていきたいものですね。
もう一つデメリットを上げるとすると、一時的な預かりの為、子どもに対して長期的に連続した支援を行うわけではありません。
一時預かりの場合、子ども一人一人の成長過程を保護者と一緒に喜び合うということが難しいでしょう。
ベビーホテルの実態
共働き家庭の増加、夜勤の仕事への就業、ひとり親家庭の増加などで、保護者の働き方は多岐に渡ります。
また、一時的に家庭で保育を行えない等、様々な事情を抱えている家庭もあるでしょう。
一時保育をしてもらえるベビーホテルが増えることは、預かりを必要としている家庭にとってはとてもありがたいことです。
しかし、現場で働く職員の深刻な人員不足や、不規則な勤務体制等により保育士の負担が大きいということは報道でも耳にしますよね。
ベビーホテルは認可外施設であり、監査によって、実は基準の項目を満たしていないまま預かりを行っていた施設が発覚する場合もあります。
もちろん施設によりますが、全てのベビーホテルが安心安全に預りを行っているというわけでは無い様です。
ベビーホテルは、保育士の努力や重たい負担があって、日々が成り立っていると言えるでしょう。
悲しい事故や事件を未然に防ぐ為にも、まだまだ改善の余地はありそうです。
まず深刻な保育士不足をどの様に解消するかということを、社会全体で考えていかなければならないですよね。
ベビーホテルの求人を探すコツ
保育士転職サイトで「ベビーホテル 求人」と検索すると、なかなか上手く求人が探せないかもしれません。
そんな時は「ベビーホテル」ではなく「認可外保育」で検索すると良いでしょう。
「夜間保育施設」・「夜間保育所」などの施設名で募集がある場合もあります。
認可外保育の求人はたくさんありますが、施設毎に開園時間や雇用形態・勤務時間等が異なります。
自分の働き方やスキルに合った施設を探すと良いでしょう。
ベビーホテルの求人を探す際は、労働条件・労働環境を確認するだけでなく、施設見学をするのがおすすめです。
保育士転職エージェントを利用することで、見学の手配もしてもらえますよ!
まとめ
今回はベビーホテルについてご紹介しました。
ベビーホテルはいわゆる一時預かりを行う認可外施設のことを言い、必ずしも夜間の宿泊を伴うことを要件とはしていません。
求人はたくさんありますが、深刻な人員不足の為、保育士の負担が重いことが予想されます。
様々な事情で一時預かりを必要としている家庭が増えている為、子どもや保護者が安心して利用できる様にサポートするという仕事はやりがいは大きいでしょう。
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