保育士をいじめで退職、辞めたい。実例・ターゲットも解説。

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女性の多い保育現場で活躍する保育士。

女性が多く、閉鎖的な空間の保育園では、稀にいじめが問題が起こります。

大人になってもいじめって…と思うかもしれませんが、実は保育士のいじめって少なくないのです。

今回は、保育士に起きるいじめについて、お伝えしていきます。

保育士をいじめで退職

離職率が高い保育士ですが、いじめで退職する方もいます。

今回は、いじめに話題をしぼってお伝えしますが、大まかに言うと人間関係です。

 

人間関係のトラブルは、保育士の退職理由として多いもののひとつです。

せっかく保育士になれたのに、職場でつらい思いをした方は、苦しかったことでしょう。

けれども、あなたのことを大事にしてくれない職場は、離れるべきです。

自分のことを一番に考えていきましょう。

保育士をいじめで辞めたい

• もしかしていじめられてる？
• これっていじめ？
• もう職場に行きたくない…。

そう思ったときには、自分のことだけ考えて、辞める決意をしましょう。

保育士をいじめで辞めて良いのです。

 

はっきり言いますが、保育士の代わりはいくらでもいます。

けれども、あなたの代わりはいないのです。

 

このまま、あなたがいじめられながら仕事を続けていたら、いつかあなたの身体が壊れてしまいます。

辞めたいと思うことが出来たあなたは、間違っていません。

保育士はいじめが多い

残念ながら、いじめが多い保育士。

ではなぜいじめが多いのでしょうか？

 

それは、保育園独特の職場環境にあります。

まずは、女性が多いこと。

そして閉鎖的な空間であること。

 

閉鎖的な空間で女性が多いと、ちょっとした意見の食い違いや、言葉の捉え方、些細なことが気になって、他の人に愚痴をこぼします。

 

例えばですが、保育の中で行事を担当することになった保育士数名の中で色々と意見が出て、話がまとまらないとします。

大多数の意見の他に、1人だけ突飛な意見を言った保育士がいるとします。

話が進まなくなり、イライラし始める現場。

こういった些細な出来事から、不満がうまれます。

 

そして、愚痴をこぼされた人が、さらに愚痴を言い出すと、悪口につながります。

閉鎖的な空間ですから、悪口は盛り上がるのです。

陰口や悪口、そこからエスカレートして、いじめへとつながっていってしまうのです。

保育士のいじめのターゲット

いじめのターゲットになるのは、立場の弱い保育士です。

例えば、新卒の保育士・クラス担任の中で一番年下の保育士・おとなしい性格の保育士です。

 

立場の強い先輩保育士や、長く勤務しているベテラン保育士の中には、自分の立場が上だからと、自分の意見を押し通そうとしたり、先輩風をふかせる人もいます。

そんな先輩保育士と組んでしまったら大変ですね。

立場の弱い保育士は、自分の意見を言いづらくなってしまいます。

保育士のいじめの実例

では、保育士のいじめの実例はどんなことがあるのでしょう？

いくつかご紹介していきます。

新卒でおとなしそうな子

新卒ですから、仕事が分からないのは当たり前。

しかし、その当たり前のことに対して先輩保育士がイライラしてしまい、優しくすることができず、八つ当たりや意地悪な態度をとったとします。

その結果、関係性が悪くなり、分からないことを先輩保育士に聞くことができません。

分からないまま仕事をこなそうとするので、さらに先輩保育士がイライラします。

そうなると、新卒の子はどんどん働きづらくなってしますし、仕事に行きたくなくなってしまいます。

クラス担任の中で一番年下の保育士

先輩保育士や長く勤めている保育士のノリに合わせていないと、やり過ごせない環境。

何かおかしいな…と思って黙っているうちに「ノリが悪い人」のレッテルを貼られ、クラス担任の中で浮いてしまいます。

その結果、孤立してしまいました。

意見の食い違いから、悪口を流された

ちょっとした保育士同士の意見の食い違いから、ひとりの保育士が別の保育士へ愚痴をこぼしました。

 

女性同士で閉鎖的な空間で過ごしていると、愚痴はもりあがり、すぐに広がるものです。

不幸話は蜜の味ですから、悪口大会がはじまり、悪口を言われてしまった保育士は、保育園の中で肩身の狭い思いをして、職場に行きたくなくなってしまいました。

保育士は陰湿？

保育士は優しくて笑顔が素敵な存在。

けれども、保育士はかなりのストレスを抱えています。

 

多大な業務、閉鎖的な空間、人間関係、給与の低さ、疲労困憊…そんな状況で過ごしていると、誰しも心が荒んできます。

他人に対して優しくすることができず、誰かに対して感情を発散する人もいることでしょう。

保育士のいじめは、陰湿です。

保育士のいじめ相談

いじめられた時にはまず、信頼できる上司に相談をしましょう。

すぐに対応してくれるかもしれませんし、まずは状況を把握して、そこから対応してくれるかもしれません。

大丈夫です。

あなたはひとりではありません。

 

上司に相談で出来ない場合は、専門家に相談してみましょう。

厚生労働省や労働局に、相談窓口が設けられています。

• 総合労働相談センター
  県名＋総合労働相談コーナーで検索すると、地域の相談窓口が見つかります。
  無料。
• 法務省インターネット人権相談窓口
  ネット上で相談できるので、気軽に利用できます。
  ただし、回答までに数日かかることが多いので、緊急を要する場合の利用には向きません。
  最寄りの法務局からメールまたは電話で回答があります。
• みんなの人権110番
  電話でパワハラやいじめなど、人権問題の相談に乗ってくれます。
  無料。
• 法テラス
  所得が一定以下であれば、全国の提携弁護士や司法書士に無料で法律相談ができます。
  面談もしくは電話で相談可能。
  1回の相談は30分程度で、1つの問題につき3回まで利用できます。
• かいけつサポート
  法務大臣による裁判外紛争解決手続きの認証制度です。
  話し合いでの解決を目指したい場合におすすめです。
• ハラスメント悩み相談室
  厚生労働省が運営するハラスメントの相談窓口です。
  電話・メール・SNSが利用できます。
  無料で利用でき、電話以外は24時間受け付けていて、3日以内に返事がきます。
• 女性の人権ホットライン(法務省)
  女性からの相談であればどんな内容でも対応してくれます。
  無料。
• こころの耳(厚生労働省)
  メンタルに関する相談ができます。

保育士のいじめ報告

いじめを報告された方は、速やかに状況を把握するとともに、改善に努めましょう。

片方の話を聞くだけではなく、公平な立場で、両方の話を聞いてくださいね。

まとめ

今回は、保育士のいじめについてご紹介しました。

これっていじめ？と感じたときには、自分が感じたことやされたことを、必ず記録にとっておきましょう。

その記録は、あなたを守ってくれますよ。

 

それから、辛い思いをしてまで、その職場にこだわる必要はありません。

保育士のかわりはいくらでもいますが、あなたのかわりはいないのです。

職場に迷惑をかけるかもしれない、子どもや保護者に申し訳ない、他の保育士に迷惑がかかる…そんなこと、気にしないでいいのです。

 

あなたは辛い思いをしたのです。

自分のことだけ考えて、自分を大切にしてくださいね。

きっとあなたに合う職場は、他にあります！

良い職場に出会えると良いですね。

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