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AIが活躍する時代がきていますが、保育士はAIに負けない仕事と言われています。
保育士は人間にしかできない仕事でホッと安心しますが、日本の少子化は止まりません。
今現在は『保育士募集』で求人を出している園が多くありますが、少子化が止まらない世の中。
はたして今後、保育士はどうなっていくのでしょうか?
今回は、これから保育士におこると言われている問題や、対策としてできることをお伝えしていきます。
今後に向けて、今できることを一緒に考えていきましょう。
保育士は将来余る?
保育士は将来的には余ると言われています。
こんなに保育士を募集している保育園がたくさんあるのに、保育士が余る未来なんて信じられませんよね。
保育士が余ると言われている理由としては、以下の3点が考えられます。
- 待機児童を解消するために、小規模・企業内保育園が解禁されたことによって、保育園の数がものすごく増えた
- 待機児童問題が解消されつつある
- 日本の少子化が止まらない
2012年から2022年までの10年間は『待機児童の解消』に最優先に取り組んでいました。
急激に保育園・保育所の数が増えたことによって、待機児童問題はほぼ解消されましたが、今度は保育園を『選ぶ時代』になりましたね。
最近では住まいの地域の保育園ではなく、子どもを通わせたい保育園を選んで、距離は関係なく、希望する保育園に入園させる保護者もいます。
私が働いていた園では、片道1時間かかる距離でも通ってくる人がいました。
待機児童が解消された一方で、残念ながら少子化は止まりませんね。
日本の子どもの数が減っていることは間違いありませんが、働くお母さんがいる限り、保育士の需要はあります。
また、保育士は余ると考える人もいるかもしれませんが、正直、この安い給料と働きにくい環境で保育士を続ける人がどれだけいるのか?は疑問です。
保育士が働きやすい環境を整備しないことには、『保育士不足』はいつまでも解消されません。
ですので、まだ少しの間は、保育士が余ることはなさそうです。
しかし、子どもが減ってきていることには変わりませんので、保育士が余る時代は、いつかくると頭の片隅においておきましょう。
2025年問題・保育士
『2025年問題』は、日本全体で課題となっている社会問題です。
2025年には、日本の総人口のおよそ2割が後期高齢者になると推測されています。
そのことから、社会保障制度や医療・介護など、様々な分野に影響がでることが懸念されています。
2021年に厚生労働省が発表した内容としては、保育園を利用する児童数は、2025年をピークに、ゆるやかに減少していくということが見込まれています。
これまで社会問題として取り上げられてきた『保育士不足』『待機児童問題』ですが、少子化による影響で2025年以降には保育士は余ってしまうのではないかと、予測が立てられているのです。
保育士の将来性(少子化)
少子化が進む日本で、保育士の仕事に将来性があるのか不安を抱えている方は多いです。
しかし、少子化が進行している中でも、なぜか保育士不足が続いている現状。
近年、共働き世帯が増加しています。
物価高騰の影響から共働き世帯はこの先も右肩上がりに増加していくことでしょう。
共働き世帯には保育園は欠かせません。
最近ではどの分野にもAIが導入されてきていますが、保育士の仕事はAIに奪われることはないと言われています。
どれだけ技術が発展しても、保育士は人間にしかできない仕事です。
保育士の仕事には将来性はあると考えられるでしょう。
保育士の20年後
ロボットやAIの技術が進歩し、介護の現場では介助ロボットがすでに登場しているところもあります。
人工知能のロボットが保育現場へ導入されれば、
- 朝の視診(園児の受け入れ)や降園の見送りなどの園児の管理
- 子どもたちがロボットへの親しみをもって登園を楽しみにする
などが期待されますが、保育の仕事で大切なのは、人と人との温かさや触れ合いです。
それだけ技術が進歩しても、子どもと接するうえで、子どもの些細な変化に気づくことができるのは、人間だけです。
どれだけ少子化が進もうと、技術が進歩しようと、20年後も保育士は必要とされる職業だと考えられます。
保育士が余る将来に向けて準備すべきこと
2025年問題の影響で、保育士が将来に向けてこれから準備するとよいことをお伝えします。
今からできることを考えていきましょう!
質の高い保育園の転職を考える
2025年問題を乗り切れるような保育園への転職を考えましょう。
そのためには、自身のスキルアップをする努力も必要です。
スキルアップのために、自分の得意分野を見つめ直したり、今後自分の力になりそうな資格取得をすることも良いでしょう。
保育士以外のスキルを身につける
現在は保育士不足の世の中ですが、近い将来『保育園が保育士を選ぶ』時代がくるかもしれません。
そのため、保育以外のスキルを身につけ、選ばれる保育士になりましょう。
おすすめは、今からでもできる副業です。
異業種に転職する
保育士の将来性に不安がとまらない人は、異業種への転職を考えることも良いでしょう。
保育士の需要はあっても、保育士が余る時代はいつかくるかもしれません。
その時よりも前に、安心できる異業種への転職を考えるのも、ひとつの手です。
まとめ
今回は、保育士が将来余ると推測されていることについてお伝えしてきました。
保育士の将来性に不安を抱えている方もいるでしょう。
しかし、保育士の仕事は人と人との関わりが必要な仕事です。
- 共働き世帯が増加する中で、少子化は止まらない。
- 現在は保育士が不足しているが、少子化の影響で保育士が余る時代がくるかもしれない。
2025年問題など、様々なことが推測されている状態ですが、保育士は必要とされる仕事には間違いありません。
自分のスキルを見直しつつ、スキルアップをするための努力をしたり、今後の自分の方向性を考えるきっかけになるととらえて、今後自分にも起きるかもしれない問題に対して、準備をしていきましょうね。
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