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保育の現場では、年々男性保育士が活躍する姿が見られることが多くなってきました。
メディアで大活躍されている男性保育士や、ドラマなどの影響で世の中の男性保育士にもスポットライトがあたるようになってきました。
この先の保育現場では男性保育士がどんどん必要とされるのではないでしょうか。
男性が保育士を目指そうとしたときに気になることは、保育士の給料や年収ではないでしょうか。
この記事では、男性保育士の気になるポイントについて解説していきます。
男性保育士になりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
男性保育士の給料
保育士は専門職なのに、全国的全職種の中でも給料が安いです。
勤続年数で給料は上がります。
男性保育士の勤続年数は大体7~8年と言われているため、平均給料は低い傾向です。
就職をすると、毎年給料の階級があがります。
給料は保育園によって違いますので、求人票をチェックすると良いでしょう。
保育士資格は保育園以外でも活かすことがが出来ますので、給与の高い職場を探すのも良いでしょう。
保育士(男)の平均年収
厚生労働省による、保育士の現状と主な取り組みの資料によると、男性保育士の平均年収は389.2万円です。
女性保育士の平均年収は362.1万円なので、男性保育士の方が平均年収が27万円高いです。
しかしながら、日本の男性の平均年収は561万円です。
男性保育士の年収が良いとは言い難い現状です。
近年保育士の賃上げのため、様々な政策が行われています。
処遇改善をはじめとした手当があることで、年収アップにつながります。
処遇改善を受けるためには、キャリアアップ研修を受ける必要がありますので、勤務先の指示に従いましょう。
また、年収をあげるためには、保育士からの転職は大きく期待できます。
年収をあげる方法をいくつか紹介します。
- 高給与の保育士に転職
- 異業種に転職
- 自分の保育施設を開業
- 保育園の管理職を目指す
- 公立保育士を目指す
現場で活躍する保育士として高収入を目指すのであれば、公立保育士がおすすめです。
公立保育士は地方公務員ですので、一般的な保育園の保育士よりも給与が上がりやすく、高収入が期待できますよ。
男性保育士の給料・手取り
手取りの給料は、基本給に手当がつき、そこから社会保険などが引かれた金額になります。
私は保育士勤続13年で基本給はおよそ15万円。
そこに処遇改善や残業代(ほぼサービス残業)がつき、社会保険などが引かれると、手取りは同じく15~16万円くらいでした。
決して高いお給料とは言えませんが、保育士の仕事は子どもの成長に携わることのできるとても魅力的な仕事です。
保育学生時代の同級生で男子は8名いましたが、その中で保育現場に就職したのは2名でした。
そのうち1名は現在も保育園で働いており、小学生の学童保育も任されています。
特技のサッカーを活かして活躍しているそうです。
もう1名は、結婚して子どもが産まれるまでは保育園で働いていました。
学童保育をまかされてしまい、小学生よりも乳幼児の保育がしたかったという思いで退職しました。
ちょうど子どもが産まれるタイミングだったので、給料の良い職業に転職をしました。
男性保育士になるには
男性保育士になるには、大学・短期大学・専門学校に通うか、保育士試験を受ける必要があります。
大学・短期大学・専門学校に通う
保育士になるためには、指定保育士養成施設である4年制の大学・2年制の短期大学・2年もしくは3年制の専門学校のいずれかを卒業すれば、保育士試験を受けずに保育士資格を取得することができます。
学校では座学だけでなく、実際に保育園で学ぶ保育実習があります。
短大や専門学校では、最短2年で保育士資格を取得することが可能です。
3年制の専門学校や大学では、幼児教育や心理学など、さらに深く学ぶことができ、専門的な知識を身につけることで、さらに自分の力となることでしょう。
保育士試験を受ける
年に2回実施される保育士試験を受験し、合格すれば保育士資格の取得ができます。
指定保育士養成施設ではない学校卒業者でも、受験資格を満たせば保育士を目指すことができます。
受験資格は、『短期大学卒業程度』とされていますが、最終学歴が高等学校卒業であっても、『児童福祉施設で実務経験2年以上かつ総勤務時間数2880時間以上従事した者』などの条件を満たせば、受験資格を得ることができます。
近年、男性保育士は保育現場で必要とされることが多くなってきています。
男性保育士が必要とされる理由は、
- ダイナミックなあそびができる
- 力仕事や大工仕事ができる
- スポーツをおしえてくれる
- 職場の雰囲気が良くなる
- 災害・不審者対策
男性保育士がいると、子どもたちはダイナミックなあそびができ、喜びます。
また、重い荷物を運んだり、遊具を移動する際には、男性の力があると助かります。
災害や不審者対策としても、男性保育士がいると心強いです。
一方で、男性保育士が働きづらい場面もあります。
- トイレが女性と一緒なので気をつかう
- 女児のトイレに同行しづらい
- 着替えの場面で気を遣う
- 保護者の対応がむずかしいことがある
保育の現場では、どうしても女性保育士が多いです。
その中で男性保育士が肩身の狭い思いをしてしまうことは、正直あります。
保育士を目指す場合は、男性保育士に求められることを把握しておきましょう。
まとめ
この記事では、男性保育士の気になるポイントを解説してきました。
男性保育士は、年々増えています。
特技があると保育で活かすことができます。
アピールポイント・強みにもつながります。
男性で保育士を目指す方は、ぜひ自分の強みを活かして素敵な保育士になってくださいね。
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