保育士の退職理由・例文！保護者・転職・面接も解説！

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職場を退職する時には、退職の理由を伝えなければなりません。

前向きな明るい理由であれば、正直に退職理由として上司に伝えることができますが、保育士の退職理由のほとんどは、本音では言えないことが多いのではないでしょうか。

今回は保育士の退職のときに必要となる退職理由や例文をお伝えします。

保育士の退職理由・例文

保育士の退職理由は、その時の都合によって様々です。

ひとつずつご紹介していきますね。

結婚を機に退職

結婚が理由だと、スムーズに伝えることができますね。

「結婚してからも働いてもらえない？パートでもいいからお願いできない？」と引き止められる可能性は大ですが、結婚を機に退職することは円満退職です。

職場との関係を良好に保った状態で退職できるので、時間ができたら保育園に顔を出すことができたり、また保育士として働きたくなった時に、戻れる可能性もあります。

異業種に転職

やりたいことが決まっていると、応援してくれるかもしれません。

「おもしろそうね。がんばって！」と送り出してもらえたら最高ですね。

こちらも、また保育士がやりたくなった時には、戻れる可能性がありますので、円満退職できますね。

 

ただ、退職を決意して上司に伝えたあとは、気がゆるんでしまうことがあるかもしれません。

そこで「あの人、転職するからってもうやる気ないわね」なんで思われないように、気を抜かずに最後まで勤めましょう。

人間関係や職場が嫌になった

この場合が、実は一番むずかしいのです。

「保育園の◯◯が嫌なので退職します。」とは言いづらいですよね。

 

ですので、この場合は、自分の本音を隠してしまうことになりますが、それは自分自身を守るための嘘だと思って、偽りの理由を伝えましょう。

 

結婚している人の場合だと下記の様に言うのも良いでしょう。

偽りの理由は、正直なんとでも言うことができます。

無難な理由でさらっと流しましょう。

 

嫌な気持ちをしたため職場を去るのですから、去ったあとはどうだっていいのです。

まずは必ず職場から離れることができるように、何か理由をつけましょう。

体調を崩して退職

保育士は、心が病んでしまったり、体調を崩してしまったりして退職する人も少なくありません。

「もう職場に行きたくない…。」

そんな時は、心療内科やメンタルクリニックを受診し、診断書をもらいましょう。

診断書と共に退職を伝えると良いですよ。

 

職場を離れることで、あなたの心は回復するかもしれません。

無理して「あとちょっと、あとちょっと頑張ろうかな」と仕事を頑張り続けることで、回復までの時間が長引いてしまうことがあります。

体調をくずした時には、すぐ辞めましょう。

保育士が辞める理由

保育士が辞める理由は様々です。

結婚・妊娠・人間関係・転職・体調不良などなど、本当のところは本人にしか分かりません。

けれども、職場を辞めなければいけないほどの理由があるのは確かです。

保育士の退職理由の伝え方

退職理由の伝え方は、まずは主任に話したあと、園長に話すのがスムーズでしょう。

主任とあなたの関係が良好であれば、園長への伝え方などのアドバイスをくれるかもしれません。

他の人がいる前ではなく、1対1で話せる場所を設けてもらうと良いでしょう。

 

もう職場に行けなくなってしまった、もう行きたくない場合は、最近では退職代行サービスというものもあります。

利用するのも良いですね。

保育士の退職理由・保護者

保護者には退職理由をどのように伝えたら良いのでしょう？

 

結婚や妊娠・転勤の場合は正直に伝えることができます。

人間関係や体調がよくない時には、無難な理由で伝えることをおすすめします。

あなたが退職したあとも、保護者は保育園に通うわけですから。

 

けれども、保護者は保育園のことよく見ていて意外と感じていることが多いので、察する人も多いと思います。

保護者向けにはサラッと「退職することになったんです。」とお伝えするくらいでも良いかもしれません。

保育士の退職理由・例文(転職)

保育士が別の保育園へ転職する場合、「◯◯保育園の方が◯◯なので、そっちに行きます。」とは言えませんね。

 

下記の様に伝えると、当たり障りないですね。

 

• 向こうの方が給料が高くて
• 向こうのほうが人間関係良さそうなので

とは、言えませんよね。

保育士の退職理由・面接

退職する職場には、無難な理由を伝えてうまくかわすことができれば問題ないです。

しかし転職する場合、転職希望先の面接で嘘は言えませんよね。

 

保育園の上司がつながっていたり、福利厚生の関係で保育園同士が連絡を取り合う可能性もあります。

どこかでボロが出てしまうかもしれません。

 

転職希望の保育園での面接では、正直に理由を打ち明けましょう。

嘘偽りのない理由を伝えることで、逆にあなたのイメージアップにつながる可能性があります。

保育士の退職理由・家庭の事情

保育士の退職理由として、「家庭の事情」は良く聞きます。

では、家庭の事情って何でしょう。

 

上司に「家庭の事情って何？」と聞かれたらはっきり答えられるように、具体的に決めておきましょう。

• 親が体調をくずしているため付き添い・看病が必要
• 家業を手伝うことになった

など、理由はいくらでも考えることができますよ！

保育士の退職理由・ポジティブ

ポジティブな理由で辞めることができると、最高ですね！

このように話すことで上司も、「保育園のことが嫌いで辞めるわけではないのね」と穏やかな気持ちで送りだしてくれるでしょう。

保育士の退職理由・1年目

保育士に就職したばかりの1年目で、仕事や職場が嫌になってしまう人は多いです。

• 人間関係が嫌だ
• 仕事が多すぎる
• 給料が低い

1年目は、分からないままがむしゃらに仕事をしていたら、正直あっという間です。

1年間保育士として働いてみて、〝保育士はもういいかな〟と思ったら、下記の様に伝えましょう。

 

意外と1年目が一番辞めやすいかもしれません。

長くいると関係性ができあがってしまい、情があったりして辞めづらくなりますから。

保育士の退職理由・厚生労働省

厚生労働省によるデータでは、保育士の退職理由の全体の3割強が「転職(保育業会)」となっています。

次いで、「結婚」、「体調不良」、「転職(他業会)」となっています。

保育士の退職理由ランキング

では、実際には保育士の退職理由はどうなっているのでしょうか。

ランキングでお伝えします。

3位：仕事が多い

給料が低いにも関わらず、保育士は仕事が多いです。

要領よくバパッとこなしている人もいますが、全員がそうではないですし、園によって仕事の量は様々。

「仕事が多くても給料が高かったらがんばれるのに…。」

そんな思いを抱えている保育士も多いです。

2位：給料の低さ

保育士の給料の低さは、ずっと問題になっていますよね。

処遇改善手当やキャリアアップ制度によって、少し改善されたようにも感じますが、そもそも基本給が低いため、手取りの給料が少ないです。

給料が低いにもかかわらず、仕事の多さでモチベーションは下がる一方。

日々がんばっている保育士のために、もっともっと給料を上げてほしいところですね。

1位：人間関係

やっぱり！という感じでしょうか。

保育士は、女子が多い職場で閉鎖的な空間。

また色々な人と関わりを持たなければなりませんので、人間関係が嫌になってしまう人は多いです。

保育士パートの退職理由

保育士パートの退職理由は、正職員の保育士よりは何とでも言うことができますね。

• 主人の転勤で
• 家庭の事情で
• 子供のことで

表向きには、無難な理由で良いと思います。

 

本音は色々な理由があることでしょう。

• 正職の保育士と相性が合わない
• 職場の雰囲気が好きじゃない
• 時給が安いから別の園にいきたい
• パートなのに仕事は多いし責任が重い

 

けれども、表向きはうまく流しましょう。

まとめ

今回は保育士の退職理由についてお伝えしました。

いかがでしたでしょうか。

このページをご覧になっている方は、退職を決意してどう切り出しせば良いのか、思い悩んでいるかもしれません。

 

正直に言うことができる理由でしたら、円満に職場を去ることができます。

しかし、職場が嫌で退職したい方には、退職理由を告げること自体が苦痛かもしれません。

偽りの理由を伝えてでも、退職したい時に退職するのが、結局は自分のためになります。