木製レールには、さまざまなメーカーの商品があります。
特に保育園では追加でレールが欲しいと考えることもあるでしょう。
その際、同じメーカーのものを購入するか、別のメーカーのものにするか、悩んでしまうこともあります。
実は主要なメーカーの製品の多くは、相互に接続できるという特徴があります。
さまざまなメーカーの木製レールを組み合わせてあそぶことで、子どもたちが自由に創造的にあそぶことができます。
ただし、すべてのメーカーで組み合わせができるかというと、そうでもありません。
そのため、購入する前には、相互性について確認する必要があります。
この記事では、各メーカーの木製レールについて解説していきます。
木製レールの相互性
実は、BRIOやIKEAの木製レールは、多くのブランドと互換性があります。
特に以下のブランドは、ほぼ問題なく接続できます。
- BRIO(ブリオ)
- IKEA(イケア)
- PLARAIL(プラレール木製)
- Hape(ハペ)
これらのブランドは、レールの幅や接続部分の規格が類似しているため、スムーズに接続できます。
ただし、場合によっては少し力を入れてはめ込む必要があるかもしれません。
微調整をしながら楽しんでください。
保育の現場では、木製玩具であそぶ機会は多く見られます。
木製レールの相互性が子どもたちの創造力を育み、あそびの世界を広げることができます。
木製レールは、数が多いほどどんどん長く遠くへつなげていくことができ、子どもが夢中になってあそびこめるおもちゃのひとつです。
せっかく購入しても、「あれ?合わない・・・。せっかく買ったのに。」なんてことがないように、購入を検討する際には、各メーカーとの相互性を確認しておきましょう。
IKEAの木製レールの相互性
IKEAの木製レール『リラブー』は、ブリオやトイザらスの木製レールと組み合わせてあそぶことができます。
リラブー基本セットの中身は、平坦な道だけですが、別売りで坂道やトンネルで分岐を作るパーツの販売もされています。
IKEAとBRIOのレールを接続する場合、高さが微妙に違うことがあります。
特に、坂道や橋を使うときに差が出やすいです。
この対策として、両端のレールをしっかり固定し、できるだけ滑らかに接続するようにすると、遊びやすくなります。
BRIOの高架橋やトンネルなどの特殊パーツとIKEAの直線レールや曲線レールを組み合わせることで、コストを抑えつつ、よりダイナミックなレイアウトを作ることが可能ですよ!
トイザらス(イマジナリウム)の木製レールの相互性
イマジナリウムは、木製レールの製造メーカーで、購入しやすいリーズナブルな価格です。
すでに木製レールを持っている場合に、追加購入としてイマジナリウムを購入することをおすすめします。
また、イマジナリウムの木製レールでは、プラレールの車両を走らせてあそぶこともできますよ。
トーマスの木製レールの相互性
トーマスの木製レールは、ブリオ・リラブー・キディア・ポポンデッタなど、さまざまな木製レールと組み合わせてあそぶことができます。
トーマスの木製レールは低年齢に合わせた作りが特徴で、小さな子どもでも手につかんであそびやすいように、電車やレールが大きめな作りとなっています。
ハペの木製レールの相互性
ハペの木製レールは、ブリオの木製レールと組み合わせてあそぶことができます。
ハペは、ドイツの世界最大級の木製玩具メーカーです。
ハペの商品は、色鮮やかなものが多く、子どもたちもハッピーな気分であそべそうです。
また、木製レールあそびは、男の子たちに人気の傾向にありますが、色鮮やかでカラフルな木製レールは、女の子たちも楽しくあそぶことができるでしょう。
プラレールと木製レールの相互性
プラレールのレールと木製レールは、結合部分の形が異なるため、直接つなげてあそぶことはできません。
しかし、レール幅は大体同じなので、プラレールの車両を木製レールで走らせてあそぶことはできます。
また、crossDsレールという特別なレールを使用することで、プラレールのレールと木製レールをつなげてあそぶことができます。
価格は少々高めですが、つなげてあそびたいということであれば、この特別なレールがあることで、どんどんあそびが広がります!
キャンドゥの木製レールの相互性
キャンドゥの木製レールは、ブリオやリラブーと結合してあそぶことができます。
キャンドゥに買い物にいくたびに、ひとつずつ購入して増やしていくのもおもしろいですね。
一気に購入するとお金がかかりますが、少しずつ集めていくと考えると、予算が少ない時でも楽になるでしょう。
ブリオの相互性・木製レール
ブリオの木製レールは、リラブー・トイザらスの木製レール・ポポンデッタ・マキシム・ハペなど、さまざまな木製レールとの相互性があります。
ブリオの木製レールは、保育士認定を取得しており、小さな子どもに向けた推奨商品であることがわかりますね。
ブリオの玩具は、子どもたちの成長と発達をサポートするようにできています。
使用する木材は、森林管理協議会を受けたもののみ使用し、塗料も安全性の高いものを使用しています。
子育て世帯をはじめ、保育現場でもブリオの木製玩具が使われていることは多いのはこのためです。
ジャドールの木製レールの相互性
ジャドールの木製レールは、ほかの主要な木製レールとの相互性があります。
ジャドールのレールセットの中には、可愛らしい動物も入っています。
動物がいることであそびの世界はどんどん広がりますね。
サファリパークや、ジャングルなど、子どもたちはワクワクしながら世界を作ることでしょう。
まとめ
この記事では、木製レールの相互性について解説してきました。
大体のメーカーの木製レールは相互性がありますが、少しの誤差からうまく組み合わないなんてこともあります。
現在持っている木製レールのほかに、あらたに別メーカーの木製レールの購入を検討する際には、購入前に相互性を確認すると良いです。
木製の玩具は、子どもたちの発達と成長にとって大切なものです。
ぜひ、子どもたちのあそびの世界をどんどん広げていきましょう。
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